皆さん、こんにちは(o^^o)
今回は以下のネタにあやかり、過去の思い出を取り上げたいと思います。正直、半分は文章にするのが恥ずかしいのですが、そこは勇気を出して!
財布落としたことある?
私は財布をなくしたことはありません。
拾ったことならば、ありますが。
いつも明日はわが身と思いながら、気を付けてはいますが、今回はその拾ったときのお話です。
今でも忘れることの出来ない、胸がドキドキしたあの日の思い出を、お話ししたいと思います。
それは私がまだ中学1年生になったばかりの、12歳4か月のときのことです。
5月の連休が明け、毎日が緊張と新たな経験ばかりだった新しい生活に、ようやく慣れて来たときのことです。
私は朝、いつものように家を出て登校しました。学校まで歩いて20分くらいの距離を、まだ身長が150㎝にも届かない小さな体で、重い鞄を下げながらゆっくりと歩いていました。
しばらく歩いて行くと、歩道の植え込みの近くに長財布が落ちていることに気付きました。それとなく財布を手に取り中を見てみると、一万円札が何枚も入っていました。
その瞬間、
「どうしよう。」
「どうしよう。」と、朝からびっくりしてしまいました。
近くに落とし主らしき人はいません。
「交番に届けなきゃ。」と思いましたが、学校と交番はまるで正反対の位置にあり、財布を届けに行っていたら、学校に遅れてしまいます。
このときの正しい判断は、
「とりあえず学校に登校してから、先生に届け出ればよかった」のですが、まだ幼かった私は、早く交番に届けること以外は、全く想像することが出来ませんでした。
しかも近くにほかの友達は誰もおらず、相談をすることも出来ません。
「学校に遅れちゃう、どうしよう、どうしよう。」と、しばらく悩み続けていました。
私にとっては大事件だったのです。しかも交番に行くのは、ちょっと怖いし。
でも勇気を出して、私は交番に行くことにしました。
不安で足が重かったです。
もう学校に間に合わないことと、どう説明すればいいのか、悩みながら歩いていました。
しばらくして、交番に着きました。
お巡りさんに財布を拾ったことと、もう学校に間に合わないことを、半分泣きそうになりながら説明しました。
するとお巡りさんは、しゃがんで私の目線に合わせ、笑顔で私のしたことを褒めてくれました。そしてしばらく調書の記入に立ち会いましたが、今は交番にいることを、学校に連絡してくれたのです。
そのあとは再び重い足どりで、少し遅れて学校に行きましたが、教頭先生が校門で私の到着を待っていました。
そして保健の先生と担任の先生が、私のことを一生懸命に褒めてくれました。
とくに保健の先生は、普段はちょっと厳しい先生でしたので、不安だっただけにとても嬉しかったです。ほっとしましたね。
すでに少し前に、私が登校しないことを心配した先生が、私の自宅に電話をかけていました。母は私が登校していないことと、あとからその理由も知っていました。
私は1時間目の途中から、おそるおそる教室に行きました。
同じクラスのほかの子たちにも、少しちょっかいを出されたりしましたが、担任の先生は、朝からすべてを出席扱いにしてくれました。「正しいことをしたのだから、遅刻にはならないよ。」と、言ってくれました。
心の中で、「ありがとう。」というよりも、「やったー!」って思いましたね。皆勤を目指していたので、これが一番嬉しかったです。
その日の夕方に帰宅したときですが、母にも言われました。先ほど触れた、「拾った財布を学校に持って行き、先生に相談すること。」をです。
「でも分からなかったのだし、必死だったのだから仕方ないね。今度からそうしよう。」と私に優しく語りかけ、いろんなごちそうをしてくれました。
この当時の私は、いわゆる思春期や反抗期の前で、気が弱い甘えっ子でした。
恥ずかしくて、嬉しくて、胸がいっぱいになった長い一日が終わりました。
その後しばらくしてから、財布は落とし主の元に届いたようです。
些細な出来事だったかも知れませんが、今でもあの日のことは忘れることが出来ません。
まだ2か月前までは小学生だった、12歳の子供が経験した大きな事件?ということで、ご了承ください。
もう一度、あのときに帰ってみたいですね。
最も、あと1年あまりもすると、私も思春期(悪く言えば面倒くさい)になってしまうのですが。
今回、落とした財布の質問が出て来たため、逆に拾ったときの立場から、過去のことを思い出してしまいました。
今日もよい一日でありますように(*^-^*)
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私がいつも使っているシャンプーは、花王のメリットです。かれこれ大分長い間、変えたことはないような気がします。