こんにちは
暖かくなったり、寒くなったり、晴れたり、雪が降ったり…忙しい天気の日々ですね…
先月１月、AMクラスのお友だちと給食を食べている時に突然鳴り響いた警報音
震度３の地震が、札幌にきましたね
テーブルの下に潜り込み、頭を守っている間に地震は止みましたが、これがもっと大きい地震だったら…と思うと色々考えさせられる出来事でした。
つい先日、私たちスタッフは清田区役所にて「災害に備えて」というテーマの研修を受けてきました
。
地震・火事・雪害・暴風・水害…どれをとっても隣り合わせにある自然災害にどう対応していくかを日々頭の片隅に置いておかないといけません。
そこで
より知識を深めるために、今日はAMクラスのお友だちと「札幌市民防災センター」へお出掛けに行きました
お待たせしました、木曜クラスです
久々のお出掛けに、心が浮かれるお友だち
センター内に入ると、まず目に入るのは大きなはしご車
こちらの様子は後でお知らせしますね
まず、向かったのは小さなシアター室
こちらでは、子ども向けの災害対策の映像を見る事ができました。
そこで出てくる、可愛いレンジャー４人組
その名も、 「おはしもレンジャー」
お友だちみんな、食い入るように観ています。
…おはしも
お分かりでしょうか？
災害時は…どんなことがあっても、
お 「押さない
」
は 「走らない
」
し 「喋らない
」
も 「戻らない
」
私の子ども時代は、「おか（＝駆けない）」し」で覚えさせられましたが、今は「も」もあるんですね
続いて私たちが向かった先は…
暴風体験コーナー
なにやら怪しげなサングラスを装着し、前の手すりに力いっぱいつかまります。
Before
⇓
After
風速２０ｍが私たちを襲います
。
あまりの強さに、左上Nちゃん手すりから手が離れてしまいました
Nちゃんの身体の軽さだと、吹き飛んでしまうほどです
慌てて、身体ごと抱えてしまいました～
（余談ですが、風速２０ｍは歯が乾きます
）
続いては、消火体験コーナー
へ
ここで体験できるのは、小学４年生から…
ということで、みんなは見学です
ざんねんっ!!
映し出されるキッチンの映像。
調理中のお鍋（油）から発火です
「火事だーーー」と、周りに伝え、消火器発射
しかし、火事発生から消火器の準備に手間取ってしまい、かずみ＆えみペアは消火失敗
次回は、迅速な行動を期待です
満を持して、ゆりか＆みきペア登場
学習した我々は、鍋に着火した時点で「火事だ―！！」と叫び、消火活動開始
５人の応援が飛び交います
応援が励みになり、無事に消火成功
消火は我々にお任せあれ（）
最後は地震体験コーナー
この度体験したのは、東日本大震災の震度５
こちらは、幼児さんでも付添者がいれば体験できる範疇のものです。
何気ない日常が切りぬかれたお部屋で過ごす私たち。
そこで、テレビと携帯電話から「キュイン、キュイン
」と警報が鳴り響きます。
「地震だ！」と認識すると、各々クッションで頭を守ります。
先月の地震では頭を守るクッションがなく、机の下に潜り込みましたが、
家具は倒壊する可能性もあるため危険な行為の一つでもあるようです
揺れが収まるのを確認したら、代表者（大人であることが原則です）１名が、ガス・ストーブ・ブレーカーをOFFにします。
火事などの二次災害を防ぐためですね
みんな、緊張の表情を浮かべながらもやりきりましたよ
体験コーナーが終了し、自由行動へ
他にも、ワクワクがたくさんの防災センター
あればやります恒例の顔はめパネルや…
消防士さんに変身セット
今はブカブカだけど、すぐにピッタリサイズになる時が来るんだろうなぁ…
Tくんは消防士さんになりきって、はしご車を運転する真似をしてくれました
かっこいい～
２Fからは、隣の車庫には救急車やはしご車が待機中
１Fに戻ると、ちょうど救急車が発動するところでした
外に出てみると、消防車も出てきました
「大きいねぇ…」
「お仕事してるのかな
」なんて話しながらジリジリ近付くと、
気さくに「乗ってみますか～」と声を掛けてくれた若い消防士さん
お言葉に甘えて、集合～
「そこに乗れるんだ」と思ってしまったのは私だけでしょうか
すこ～し高さがありましたが、丁度５人が乗ってピッタリサイズ
貴重な経験をして、私たちは防災センターを後にしました
防災センターの職員さん、消防士の皆さん、ありがとうございました
今回も準備をしました、フォトフレーム
消防車のフォトフレームに、消防車に乗っている５人の写真を挟めました
帰りの車内でも、大切そうに持っていてくれましたよ
いつ来てもおかしくない自然災害も、つい“自分は大丈夫”と深く認識しないことが多いですよね
いつでも、どんな時に災害に遭遇しても対応できるよう、日頃から備えておかなければ、と再認識させられた日でした
もうすぐ、東日本大震災から５年。
遠い札幌にいる私たちには被害が少なかったですが、この大震災を風化させないよう常に意識しなければいけませんね。
ゆりかでした