今月８日に『徹子の部屋』を訪れた美川さん。幼い頃から独りの時間が多かったので「淋しさには慣れてます」。こんな苦労談も…。
わたしはね、スランプに陥ったときこう思ったのよ。「ここまで落ちたら這い上がるっきゃない。そういう所まで落ちてやろう」って。実際、落ちました。（高野により引用および編集）
これを英訳しました。
When I was in a slump a long time ago, I was telling myself that I would go all the way down. Because, at the very bottom of the life, you’d be seeing nothing but the way up. Actually, I fell into an abyss-like slump.
「這い上がるっきゃない」だけ切り取れば、I would only have to crawl out. そう訳すと美川さんのメンタルを表している。わたしは、人生のドン底から、はるか上を見上げる彼をビジュアルにとらえました。臨場感を伝えたくて。
人生劇場ディレクター 高野 晴夫