グリーフワーク 悲嘆に向き合うこと ~9~ | 大切な人・子供さんを亡くした方の 心を癒す スピリチュアル・グリーフケア★ YOUのブログ ★

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「死後の世界」は存在し、大切な方は今も生きています
この真実がスピリチュアルグリーフケアの基本的な思考です

悲嘆(グリーフ)のプロセス

grief process

 

悲嘆に向き合うこと ~9~

 

精神論ではなく 研究をされてきた

グリーフ段階を 私の感想や実体験も

照らし合わしながらお伝えをしたいと

思います

 

 

余りご興味のない方は

長い文章に、少し難しい内容も含まれて

いますのでスルーしてください

 

まぁ見てもいいかな~』っと

思って頂けると嬉しいです(^.^)

 

12段階あるので・・・

12回シリーズになります(^^;

宜しくお付き合い下さいませ<(_ _)>

 

 

 

 

グリーフ:心の反応

 

心に影響を与えるグリーフ

グリーフの最も大きな影響はその感情や

認知に与える影響です。

感情、認知、行動的な側面を分けて

検証することも可能ですが、

ここではあえて肉体的影響以外をすべて

一緒に扱う事にしています。

 

 

 

全ての感情を受け入れる必要がある

 

ここにあげた反応は、

大切な人を失った場合に通常に

見られる反応です。

 

このような感情をはじめて経験すると、

自分が精神的におかしくなってしまった

のではないか、と心配する人もいますが、

全く正常な反応ですので心配する

ことはありません。

 

喪失への適応で重要な項目の一つは、

自分の感情を受け入れる事にあります。

 

時には否定的な感情(恨み、嫉妬)が

胸に湧き上がってくる事が

あるかもしれませんが、

自分がそう感じていること」を

受け止めることが必要です。

 

さらに、感情の波が襲ってきたときに、

自分の感情がコントロールできない、

泣くのは弱いなど、自分を責める必要は

無いことを理解しましょう。

 

 

 

 

 

◆アルフォンス・デーケンの

悲嘆のプロセス 12の段階

 

「この辛い12の段階を誰かが
代わって行うことはできない、
自分の中で時間をかけて消化するより
仕方がない 」
 
12の階段の内容は個人差があり、
順番に経験することもあれば、
入れ替わることも、
同時に経験することも そして、
順番を飛び越えることもある。

 

 

 

(9)   精神的混乱とアパシー

 

愛する人を失った空虚さから

生活目標を見失い、

どうしていいかわからなくなり、

全くやる気をなくした状態に陥ります。

 

これも正常な悲嘆のプロセスの一部ですが、

この状態が長引くようだと健康を

損ねてしまいます。

その場合には、精神科医や

カウンセラーなどの

専門家の援助が必要となります。

 

 

 

代表的な精神的、

認知的、行動的、

スピリチュアルな反応

~グリーフ研究より抜粋~

 

<ショック・麻痺・否認>

大切な人の死は、

それがあらかじめ

ある程度想定されていたものでも、

突然起こったものであれ、

私たちはショックを受け、

「信じられない」気持ちになります。

この喪失という大きなトラウマに対して、

人間の心と体は、短い時間、

「何も感じない」事で自分自身を

守ろうとし、こういった状態を

一種の緩衝材として

使っていると考えれらます。

 

 

 

<緊張・落ち着きのなさ>

緊張して、警戒心が強く、

少しの物音にもびくっとしてしまう。

気持ちが落ち着かずに、

居ても立っても居られない状態です。

 

 

 

<探索・ちらつき>

故人を、つい探してしまう。

そして、存在を感じたり、

人込みで見たような気がする。

香りやにおいを感じる事もあります。

 

 

 

<繰り返す死のイメージ>

故人の事ばかり思っていて

おかしくなりそう。

いろいろなイメージ、

特に死の周辺のイメージが頭に浮かんだり、

死にまつわる詳細なディテールが

気になってしょうがない。

物事が起こった順序や、

その様子にこだわり、何度もその話をする。

 

 

 

<過活動>

悲しみに暮れる間がないほど

必要以上の活動を計画し、行おうとします。

それが実行できないので

逆に自尊心が低下することが

ほとんどですが、計画を達成できても

満足感はなく、さらなる活動を計画します。

 

 

 

<思慕・さびしい>

故人との再会は無理だと分かりつつも、

亡くなった人を追い求め、

何とかして再会したいという気持ちが

強く表れます。

思い出すと苦しいのですが、

それでも「思い出したい」気持ちが

強くあります。

 

 

 

<不公平感、妬み>

自分で「いやだな」と思いながらも、

幸せそうなカップルや、

子連れの母を見ると不公平感や、

妬みが抑えられない。

故人の不在が羨望の引き金に。

 

 

 

<恐れ、不安>

起こるべきでない

死が起こったわけですから、

今までの安全、余命、正義への

信頼が揺らぎ、不安や恐れを感じます。

また、今後の生活について、

遺された者だけで

やっていかなければいけない、

という不安もあります。

 

 

 

<罪責感・自責感>

「セカンドオピニオンを取るべきだった」

とか、

「あのとき電話をしていれば助かったのに」

とか、

自分がしたこと、しなかった事が

死の原因だったと考えたり、

生前の故人との関係を

「もっと優しくしてあげるべきだった」

と後悔したりします。

ほとんどの場合、現実には難しかった事が

多いのですが、自分を責めずにはいられず、

周囲の慰めは、なかなか受け入れがたい

ことがあります。

 

 

 

<怒り>

死に対する怒りは、

様々な方向に向けられます。

加害者がいるときはもちろん、

医療機関に不手際があったのではないか、

自分や家族に止めることが

出来たのではないかという

怒りを感じることがあります。

また、故人に

「なぜ自分を見捨てて死んでしまったのか」

と恨みに感じ、その感情に遺された者自身も

困惑する事もあります。

 

 

 

<フラッシュバック>

一般に死の瞬間を目撃した、

死の様子が凄惨であった、

遺体の発見者になった、病院での死でも、

大出血をしたなど、

ショッキングな光景を目の当たりにした

経験が心のに焼き付いて、

思い出したくないのに鮮やかに

思い出されるという、つらい反応です。

 

 

 

<抑うつ、無気力、疲労感>

亡くなった人を助けられなかった、

強い精神的ストレスから

家事や仕事が出来なくなる、

「なぜ自分にこのようなことが起こったのか」という

不毛な自問自答に疲れた、

大切な人のいない生活に意義を見いだせない、

などと言う理由で意欲や活力は低下し、

無気力になり、虚無感を感じます。

体に力が入らずいつも疲れていて、

出かけたり、人と会ったりするのが

億劫で抑うつ的な傾向を示す事があります。

 

 

 

<孤独感・疎外感>

死をきっかけに、周りの人々の態度が

変わったように感じられることがあります。

大切な人を失った時、人は

「こんな風に感じているのは自分だけだ」

「この気持ちはだれにも分かってもらえない」

と思い込みます。

そして、自分だけが社会の中で

置いてきぼりにされたような気がする、

自分が好奇の目でみられている、

と感じることがあります。

この疎外感は本人の認知的な問題

(とらえるほうの問題)で

ある事もありますが、

実際に「死に関わる者」として言われない、

無言の疎外がされていることもあります。

 

 

 

<孤独感>

他の家族や友人がいても

“一人ぼっちだ”という感情が表れ、

特に配偶者をなくした遺族には強く表れます

 

 

 

<安堵感、解放感>

長期の看病の末の看取り、

アンビバレントな関係の相手の死

(アル中で迷惑を掛けられた母、DVの夫)

抑圧的な親などのケースでは、

その死によって積年の問題が解決され、

ほっとする。

その反面ほっとする自分に

自責感を感じる事が多い。

 

 

 

 

 

9段階 精神的混乱と

アパシー(無関心)

 

日々の生活目標を見失った空虚さから、

どうしていいかわからなくなり、

あらゆることに関心を失う。

 

 

 

 

 

 

大切な人を失うことは

どれだけのダメージを受けるか

そして・・・今あなたはどの感情に

心が奪われているのか・・・

 

人により様々だと思いますが

近い感情が見つかると思います

 

ここに書かれていることは

グリーフについて研究された一部です

 

大切な人の死・悲嘆・グリーフは

深く心に痛みを与えます

ここに書いた感情は、正常な悲嘆なのです

 

グリーフケアはお一人お一人の

悲嘆と現在の感情をお聞きしながら

寄り添うことになります

 

なので、ブログでの発信は非常に難しく

深くお話をすると、理解できる方や

理解できない方が出てくるのです

 

 

 

しかし、この心の状態の流れのような

意味を知っておくことで

今の自分はどの段階なのかがわかり

次に来るであろう気持ちの変化を知ることで

不安を少しでも和らげ、

何より正常なことなんだと

気づくことができ

安心出来ると思います

 

 

もし・・・長引くような気がすれば

専門の死別専門でされている

カウンセラーや

グリーフケアカウンセラーなどの

他者の力を借りて

一緒に乗り越える方法もあります

 

自分の心がコントロール不能に

なっている状態では、

先に進めることは難しいです

家族の人の為にも、自分に合った方法で

心のサポートに勇気を出されて受けるのも

自分をとり戻すことにもなると思います

 

 

 

 

 

ワークショップでの出逢い

<希望への思考>

 をシェアしましょう

 

★第11回★

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