グリーフワーク 悲嘆に向き合うこと ~5~ | 大切な人・子供さんを亡くした方の 心を癒す スピリチュアル・グリーフケア★ YOUのブログ ★

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「死後の世界」は存在し、大切な方は今も生きています
この真実がスピリチュアルグリーフケアの基本的な思考です

 

 

 

悲嘆(グリーフ)のプロセス

grief process

 

悲嘆に向き合うこと ~5~

 

精神論ではなく 研究をされてきた

グリーフ段階を 私の感想や実体験も

照らし合わしながらお伝えをしたいと

思います

 

 

余りご興味のない方は

長い文章に、少し難しい内容も含まれて

いますのでスルーしてください

 

まぁ見てもいいかな~』っと

思って頂けると嬉しいです(^.^)

 

12段階あるので・・・

12回シリーズになります(^^;

宜しくお付き合い下さいませ<(_ _)>

 

 

 

 

グリーフ:心の反応

 

心に影響を与えるグリーフ

グリーフの最も大きな影響はその感情や

認知に与える影響です。

感情、認知、行動的な側面を分けて

検証することも可能ですが、

ここではあえて肉体的影響以外をすべて一緒に

扱う事にしています。

 

 

 

全ての感情を受け入れる必要がある

 

ここにあげた反応は、

大切な人を失った場合に通常に

見られる反応です。

 

このような感情をはじめて経験すると、

自分が精神的におかしくなってしまった

のではないか、と心配する人もいますが、

全く正常な反応ですので心配する

ことはありません。

 

喪失への適応で重要な項目の一つは、

自分の感情を受け入れる事にあります。

 

時には否定的な感情(恨み、嫉妬)が

胸に湧き上がってくる事があるかもしれませんが、

自分がそう感じていること」を

受け止めることが必要です。

 

さらに、感情の波が襲ってきたときに、

自分の感情がコントロールできない、

泣くのは弱いなど、自分を責める必要は

無いことを理解しましょう。

 

 

 

 

 

◆アルフォンス・デーケンの

悲嘆のプロセス 12の段階

 

「この辛い12の段階を誰かが
代わって行うことはできない、
自分の中で時間をかけて消化するより
仕方がない 」
 
12の階段の内容は個人差があり、
順番に経験することもあれば、
入れ替わることも、
同時に経験することも そして、
順番を飛び越えることもある。

 

 

(5)   敵意とルサンチマン(うらみ)

      (hostility and resentment

 

周囲の人々や亡くなった人に対して、

敵意という形でやり場のない感情を

ぶつけてきます。

 

特に、最後まで故人のそばにいた医療関係者が

その対象となることが多いようです。

 

これは、日常的に患者の死を扱う医療者側と、

かけがえのない肉親の死に

動転している遺族側との間の感情の

行き違いによる場合もあります。

 

最近は、医療事故などが問題となり、

医療者側と遺族側との間に信頼関係が

しっかり形成されていないと、

とりわけ医療者側に不信や敵意が

生じやすいようです。

 

また、時には故人に敵意が向けられる

場合があります。

本人の不注意や不摂生が、

直接的にか間接的にか死亡原因となった場合には、

死んだ人の無責任を責めるという形で

やり場のない敵意を表現します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界を学びなおす

トーマスアティッグは元ボウリング

グリーン州立大学教授。

 

トーマスアティッグは、

世界を新たに学びなおすことは、

大切な人がいない世界で、どのように存在し、

振る舞うかを学ぶ作業だとした上で、

いくつかの学びなおすエリアを上げているが、

特に「自己を学びなおす」と

「故人との関係を学びなおす」ことを

重要だと考えている。

 

 

 

 

 

 

故人との関係を学び直す

トーマスアティッグは元ボウリング

グリーン州立大学教授。

 

人の死は、

物質的な人物をこの世から奪ってしまいます。

「相手がいなくなってしまったことを

日々の暮らしの中で切実に感じ」、

「続いていく人生の物語の中心的な登場人物を失い」

 

「いまは亡き人との今までの結びつき方を失う」と

アティッグは言います。

 

しかし、すべての故人との絆を断ち切る

必要はないと主張します。

「一方、故人が死ぬ前にその人と生きた

時間失わない。その人との関係のなかで

与えられたものは、何も失わない。

いまや終わってしまった人生の意味は

無に帰しはしない。残された私たちは、なお、

いまは亡き人のインスビレーションと

影響を自分の人生に取り込むことができる」。

死で人生が帳消しになるのではないのです。

 

 

 

 

アティッグはさらに、遺された者が、

故人と過ごした時間や、

故人との関係のなかで与えられたものを

物語に例え、「終わってしまった人生の物語を愛し、

大切にする」ことが出来るという。

 

素晴らしい物語は何度も読み返したくなるものだし、

読み返すたびに新しい意味がある、という。

 

そして最後に、アティッグはこういう。

 

他者を愛するとき、

私たちは相手が気にかけるものを気にかけ、

相手が重要視し大切にするものを同じように扱う。

 

時にそれは相手が大切にしているから、

であるかもしれないが、

時にその人がそのことを大切に思う気持ちを

自らに取り込むこともある。

 

故人と過ごした時間や、

故人との関係のなかで与えられたものは

自らの中に取り込まれ、

「自分は故人の代理として歩んでいるのだと

感じることが出来る」と言う。

 

「 故人が生来ていた時に私たちの生活の

網に織り追まれた気づかいの糸を、

私たちの生活の新たに統合されたパターンに

あらためて織り込む。

私たちは、かつて故人と生きた人生を解釈しなおし、

現在の生き方を変え、

未来に新たな希望と目的を抱きながら、

いまでは終わってしまった人生の物語の価値と

悪味を自分自身の人生の物語に組み込む」の

だという。

 

 

 

 

 

5段階 敵意とルサンチマン
(憤り、怨恨、憎悪、非難、妬み)
周囲の人々や個人に対して、敵意という形で、
やり場のない感情をぶつける。 
遺された人のどうしようもない感情の対象として、
犠牲者を必要としている場合が多く、
また病死の場合は敵意の矛先を最後まで
故人の側にいた医療関係者に
向けられるケースが圧倒的。 
日常的に患者の死を扱う病院側と、
かけがえのない肉親の死に動転している
遺族側との間に、感情の行き違いが
起こる場合が多い。

 

 

 

 

 

憤り、非難、妬みまで拡大する気持ち

 

怒りの力は大きく膨らみます

 

それは・・

 

どうしょうもない現実を怒りに変えるように

 

 

怒りは心にエネルギーを与えます

 

怒りで他者を攻撃することで

 

自分の心と向き合うこと・・・

 

このどうしょうもない辛さや悲しみを

 

外側への不信に置き換えることで

 

自分の心の意識を怒りに向けていきます

 

 

 

この感情・・・

 

愛する人を亡くすことでの喪失感を

 

他の人にも解ってもらうように思う心が・・

 

相手の心との温度差により

 

感情が爆発すると思います

 

 

この感情は吐き出したほうがいいと思います

 

心に溜めずに出し切ることが大事だと思います

 

しかし・・

 

それが相手にすべて受け入れられることは

 

無理だと思います

 

いえ・・・

 

相手に何も伝わらないかもしれません・・・

 

それも覚悟が必要だと思います

 

そして怒りのコントロールは不可能です

 

怒りで思ってもいないことで、相手を傷つける

 

ことを言ってしまったりします

 

そんな自分に気づき、自己嫌悪におちいる

 

場合もあります・・・

 

この感情は経験をして

 

気づき、怒りを手放せればいいのですが

 

理不尽なことをされた場合は時間がかかると

 

思います

 

 

それでも、憎しみや怒りを心の奥底に残し

 

蓋を閉めてしまうのは良くないと思います

 

私が思う怒りの対象方法は、信頼のおける人に

 

話すことだと思います

 

信頼した人から、違う視点や、考え方を聞く事で

 

怒り、憤りの心を整理するヒントにも

 

なるかもしれません

 

 

大切な人を亡くすという心のダメージは

 

一人で解決できるスケールではないと思います

 

やはり、人の支えや優しさに触れることや

 

グリーフケアカウンセリングなどのプロの力も

 

利用するのも一つの選択だと思います

 

 

いつまでも怒りが収まらないのは・・・

 

もしかしたら心の整理をしたいけど

 

新しい思考や価値観を取り入れることに

 

不安と戸惑いがあるかもしれませんね

 

 

怒りは自らの体や心を痛めるほどの

 

凄いエネルギーです・・・

 

怒りを手放すことは霊界と繋がる為にも

 

凄く大事な課題だと私は思っています

 

手放しませんか? その思いを・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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