マドモアゼル愛先生の1993年初版の本なのですが、いつかのYouTubeで話題になっていたのと、
図書館の蔵書検索で見つかったので、借りてみました😃😃
おそらく愛先生が40代の頃(今の私くらい)に書かれたものだと思われます。
というか、表紙のデザインを見て、
「これ、いつか読んでる・・・」
でも、内容は忘れているんですよね。
この本の中で、憂鬱な状態や、不安神経症、ひどくなればうつ病を招く心理について書かれています。
愛先生の鬱状態は、恋人の浮気が原因で、「相手はほんとうの愛を知っている人、素晴らしい人」と、
無理に思い込んでいて、あるとき溜めにため込んだ怒りの本心が爆発し、鬱状態になったということ。
私も、無理に他人や現象をポジティブに捉えようとして、溜めにため込んで押さえ込んでいた”怒り”が
爆発したことで、不安神経症になりました。
時間がたって、こんなにも我慢していたのだな・・・と、自愛の気持ちを取り戻しました。
「嫉妬する、怒る、愚痴る」のは、かっこ悪い、良くないことだと思い込んで、受け止めていないと、こういうことにもなるんだなぁと。
書き殴って捨てるなどの方法でもよかったのに、そこまで考えが及んでおらず。。
さて、本題の嫉妬の正体・・・。
それは、愛の欠如の状態。
それも、自分に対しての愛が。
わかりやすいのは男女間であるけれど、
自分が欲しいものを持っている(地位、お金、ステイタスなど)人や、
本心では自分がやりたいことを簡単にやってのける人、にも生じるもので、
遠回しに表現して相手をコントロールしようとしたり、嫉妬心をむき出しにして破壊的になったりすることは、
最終的に自分を最も傷つける行為になります。
これは、嫉妬がいけないのではなく、
「自分に愛が足りていない状態なんだな。」と気づくことが大事なんだ、と学びました。
誰かと比べて、誰かになろうとするのではなく、
わたしがわたしのままでベストを尽くすこと✨