一面が草原の中。
僕と君が2人でいる。
風が吹いて、君の髪がなびく。
草木が揺れて、どこからか鳥の鳴き声が聞こえて。
君は後ろを向いていて、どんな表情をしているのか、何を想い・・・考えているのか。
僕にはわからない。
風が止んで、すべての音が停止した。
無音になったその時、君はゆっくり僕の方を振り返る。
君の表情は、優しそうな笑顔。
そして、僕のことを呼ぶ。
「純也・・・」
ドクン。
ドクン。
聞くことない声。
この幻覚の中でだけ聞くことができる・・・幻の声。
ずっと耳に残っている大好きな人の声。
その声が僕の耳の中にスッと入ってきた。
「愛理・・・」
僕は彼女の名前を呼んだ。
「ねぇ、純也」
「ん?」
「私は君のことが・・・大好きです」
彼女は照れる顔を浮かべることなく、優しい笑みのままそう言った。
「僕も愛理のことが・・・」
「言わないで!」
彼女は急に声を荒げた。
「あい・・・り?」
「その言葉を聞いたら、私はこの世界だけじゃ満足できなくなるんだ・・・」
「何言ってるんだよ・・・」
「・・・分かってるよね?」
彼女は苦笑しながら・・・悲しそうな笑みを浮かべた。
それはさっきまでの笑みとほとんど変わらないもの。
僕だから・・・分かるもの。
自惚れ?
違う。
君のことは分かるつもりだ。
一緒にいて、手を繋いで。
愛し合ったんだから。
僕は君のことが・・・ずっと。
『今でも』
好きなんだから。
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前みたいに、一日一回は・・・まだ無理そうです。。
あと、けっこう予定通りに更新できなかったのですが、今度からは大丈夫です。
できます!w
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あと、タイトル画面とかも変えます!
明後日には・・・。
音楽も変えるかもです。
ではまた明後日!!