茫漠と流れる時間は私を苦しめていた。
辛く苦しい時の流れの中で、私はそれに逆らうように生きてきた。
いや・・・生きようとした。
けど、時の流れに逆らうことは難しかった。
当たり前のように時は過ぎていく。
その流れに逆らって泳ぐことは不可能。
自分自身で時を進めることもできなければ、止めることもできない。
私はその時自分の無力さに打ちひさがれる。
そして、自分は馬鹿だなって思うんだ。
好きな人に振られたぐらいで、ここまで・・・って。
苦しむ時間を和らげようとする自分。
でも、できなくて辛いってうなだれてる自分。
生きてることが辛い?
うん。辛い。
すごく・・・すごく・・・。
彼を頭に思い浮かべれば浮かべるほど。
浮かべない瞬間なんてほどんどない。
何かに熱中してないときはすぐに浮かんでくる。
告白する前まではこんなことはなかった。
告白してからだ。
彼が私の心に付きまとうようになったのは。
好き。
その言葉を聞いてからだ。
大人にならなくちゃ。
そう思う。
悩んでないで前を向かなくちゃ。
クールに冷静に。
感情ばかりに流されないように。
恋愛も相手を愛しすぎないように・・・。
・・・。
それは無理か。
とりあえず、今すべきこと。
彼を『諦める』こと。
そのために大きな嘘をつき・・・人を弄ぼう。
最悪な人になる。
自分のために。
前に聞かれたことがある。
「理菜のタイプってどんな人?」
親友からだ。
「そうだなぁ・・・優しくて、思いやりがある人とか」
一般的な答えを私は出した。
「じゃあ、嫌いなタイプは?」
「自己中な人」
私は即答した。
自己中な人は嫌いだ。
自分中に物事を考えて、行動する人。
周りを見ない人。
思いやりに欠ける。
そんな人が嫌いだ。
それは、異性に限ったことではない。
同姓でも同じこと。
友達にするのも、自己中な人だけは絶対に嫌だ。
・・・耳が痛い。
今から私がしようとしていることを過去の自分が見たら間違いなく止めるだろうな。
そんなことを思う。
それが分かってても私の気持ちは変わらない。
やることは変わらない。
なんでか?
簡単じゃん。
過去の私には今の私の想い・・・苦しみ・・・辛さ。
そんなものは分からない。
あの頃の私は恋というものに恋をして。
憧れを追いかけ続けていた。
今の私は、その憧れの人に近づきすぎた。
そのせいで・・・辛くなった・・・。
出会わなければよかった。
とは言わない。
あの時の決断に後悔はない。
後悔したくない。
そして、今からすることも後悔しない。
そう願っている。
未来の自分はこの時の私を見たらなんていうかな。
やめろ。
そう言って私を止めに掛かるか・・・。
それとも、ただ傍観しているのか。
悲しそうな目で。
きっと、どっちかだろう。
喜んで、見ていることはない。
それだけは断言できる。
未来は予想できても、結果を知ることはできない。
知ることができたなら、人は失敗しないだろう。
だから、人は未来をすることはできない?
さぁ・・・それは知らない。
そんなのは、いるかいないかわからない神のみぞ知ることだ。
そんなことは今はどうでもいい。
放課後になった。
みんなが下校の準備を始める。
私はその中でただ一人。
なにもしない。
ただ・・・ぼけっと窓から外を見るだけ。
ある人を待っているんだ。
今日は午後から暑くなったせいなのか・・・。
夕陽が、窓から私のご機嫌を窺うように照らす中で。
まだひぐらしが鳴いている・・・。
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おはようございます。とても眠いですww
夏休み・・・いや秋休み?だらけています。
あ~・・・眠い。
ちなみに、今日の小説はひたすら、理菜の心情のみ。
そして、思ったことが一つ。
表現力がほしい!!
日本語を学ぼう。
とか思いつつ・・・。
明日は、ついに、彼女が嘘をつきます!!