26話 決意。そして・・・告白 | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

~side理菜~


言葉って曖昧なものだ。


その人の思い次第で意味を変えられる。


その人が思っていることと違う言葉を発することができる。


ばれるかどうかは別として。


けど、言葉は相手に自分の想いを伝えるためには一番説得力のあるもの。


信用されるもの。


相手にそうだと実感させるのは一番いいものである。


曖昧であるにもかかわらず。


それは誰もが分かっているにもかかわらず。


なんで、人はそう思ってしまうのだろうか?


多分それは、言葉・・・それが感情が一番こもっていると判別することができるからだろう。


文章にすれば、感情の変化に気づかない可能性は高まる。


どんな感情の時でも、いつも通りの文面を書くことができるのだから。


でも、言葉はそれを難しくさせる。


辛い時の明るい言葉は元気がない声だったり。


だから、言葉は一番信用できる。


のかなぁ・・・?


人の心を読むことができたら、それが一番信用できるのだろう。


だけど、それは無理だ。


そんなことはできない。


私の感情・・・想いを裕哉君が読みとってくれるのがこっちにとっても一番楽だ。。


だって、好きだって伝えなくて済むんだから。


悩まなくて済むんだから。


でも、現実はそんなことはできないわけで・・・。


いい加減、迷宮から抜け出さなくてはならない。


彼が私にそこまで興味がなかったら、もう顔も忘れかけてるかもしれない。


だから早く言わなくては・・・。


まぁ・・・。


忘れてしまうぐらいだったら、振られるのは絶対だが。


たとえ、忘れられないような友達になっていたとしても。


恋愛対象として見てくれるかどうかわからない。


・・・。


こうやって悩むのはもう嫌だ。


よし・・・。


これで終わりにしよう・・・。


「ふぅ・・・」


私は大きく息を吸って・・・。


ゆっくり吐いた。


私は携帯電話のボタンを押す。


0・・・8・・・0・・・。


次第に手が震えてきた。


最後の数字である9を押した。


私は、耳元に携帯を当てる。


1コール・・・。


2コール・・・。


3コール・・・。


この時の私の心臓の鼓動は今までにないぐらい早かった。


4コール・・・。


でないでくれ。


そう思い始めていた。


この緊張感に耐えられなくなりそうになっていたんだ。


「好き」


その言葉を言うことはとても簡単で、難しい。


その人のことを思えば思うほど。


私にとって、難易度は上がっていく。


私は思いすぎてる。


『もしもし?』


彼が電話に出た。


久しぶりに聞く声だ。


少し嬉しくなった。


だけど、今から好きだと伝えることを考えた途端に、その感情がなくなる。


『理菜です。覚えてますか?』


『そりゃあ覚えてますよ。どうしたんですか?電話なんて初めてだけど・・・』


『言いたいことがあったんです。どうしても』


『電話で?』


『はい。電話で。今、時間大丈夫ですか?』


『大丈夫だよ』


『ありがとうございます』


『で・・・言いたいことってなんですか?』


この声のトーン。


きっと鈍感な彼は私がなにを言おうとしているのか分かっていない。


私が告白をしたら、彼は何て言うだろう?


冗談だよね?


とかいいそうだ。


怖い。


振られるのが怖い。


今になって言うことに怖気づく。


でも・・・もう引き下がれない!!


『裕哉さん・・・』


『はい?』


『私、あなたのことが・・・・好きです』





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え~・・・。


コメントまだ返信できていません。


すいません。


今日コメントをしていただけたら、今日と昨日二つとも返します。


あ、一昨日のもですね。


さぁ、理菜が告白しました。


唐突にww


裕哉の答えはいかに!?