38話 抑えられなくなる | love storys  ~17歳、私と君と。~

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

母親からも批判された兄妹愛。


・・・当たり前だけど。


「絶対ばれないように・・・」


僕はベッドに寝転がり、天井を見る。


コンコン。


ドアを叩く音がした。


二択。


紗希かお母さんか。


「いいよ。入って」


ドアが開く前に・・・。


紗希・・・かな。


予想を立てる。


開いたドアから姿を見せたのは、制服から私服に着替え終わった紗希だった。


当たり。


「どうした?」


「さっきお母さんと何話してたのかなと思って」


紗希は椅子に座って僕の方を見た。


僕は起き上がり、ベッドに座り直した。


そして、こっちくれば?と隣に誘う。


紗希は無言で僕の横に座った。


「お母さんとは普通の話しかしてないよ」


「普通~?」


顔を覗き込む紗希。


「なんだよ?」


「なんか、怪しい」


「なにがだよ」


「なんでもな~い」


紗希は、足をぶらぶらさせて下の方を見る。


「拗ねた?」


「べつにぃ~」


べ~と舌を出す紗希。


「可愛い」


思わずその言葉が出た。


言った後に気づき、口を押さえた。


なんか、俺気持ち悪くないか・・・。


「え・・・ありがと」


けど、紗希の反応は違った。


変なことを言った僕に引くことはなく、顔を薄紅色に染めた。


ドクン・・・ドクン・・・。


可愛らしい紗希。


そして、2人きりの密室。


お母さんは入ってくることはないだろう。


自分・・・弱すぎないか?


そんなことを思う。


だけど・・・。


止まらなくなる。


だって隣に好きな人がいるんだから・・・。


僕の体が脳の指示を無視して勝手に紗希を押し倒した。


「・・・翔・・・?」


驚き・・・そして不安そうな表情で僕を見る紗希。


「紗希・・・好きだ」


僕は自分の真下にいる紗希にキスをした。


「私も・・・」


戸惑いながら、僕のキスを受け入れる紗希。


この戸惑いは押し倒されたことに対するものだろう。


「紗希・・・」


僕は彼女の名前を呼びながら、舌を入れた。


紗希の舌と絡ませる。


「ぁ・・・」


紗希の甘い声が零れた。


これだげで声、出すんだ・・・。


僕の理性がどんどん消えていく。


麻衣が傍にいた時よりはるかに速いペースで。


「ぁ・・・ん・・・」


紗希の喘ぎ声が舌を当てるたびに漏れる。


僕の右手が勝手に動く。


理性に負けている僕。


・・・情けない。


なんて思いながらも、紗希の右の胸の上僕の右手を置く。


ゆっくり優しく、胸を握る。


「あぁ・・・ん・・・しょ・・・う?」


紗希の服の中に手が伸びていく。


そして、胸に辿り着く。


手探りでブラジャーの中に手を入れて、乳首に触れた途端・・・。


「だめ・・・!」


その声が聞こえて、僕は我に帰る。


それが、初めての紗希の抵抗だった。


今まで、全部受け入れてきた紗希の。


「あ・・・ごめん」


僕は紗希の体から離れた。


「いや・・・わたしこそごめん。全部が初めてなんだ・・・。だから怖くて・・・」


紗希の体は心なしか震えていた。


僕はその体を優しく抱きしめて


「ごめんな・・・」


そう呟いた。


この時、紗希には悪いけど安心したんだ。


『だめ!』その言葉が僕という兄という存在に向けられたものじゃなくて。


ただ、恋人の初体験みたいな、初めてだから怖い。


そういう理由で・・・。




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少し官能入ってます。


次回の方がやばいかもですww


2人は過ちを犯すのか・・・?


もうすでにすごいところまでは行ってますが。