母親からも批判された兄妹愛。
・・・当たり前だけど。
「絶対ばれないように・・・」
僕はベッドに寝転がり、天井を見る。
コンコン。
ドアを叩く音がした。
二択。
紗希かお母さんか。
「いいよ。入って」
ドアが開く前に・・・。
紗希・・・かな。
予想を立てる。
開いたドアから姿を見せたのは、制服から私服に着替え終わった紗希だった。
当たり。
「どうした?」
「さっきお母さんと何話してたのかなと思って」
紗希は椅子に座って僕の方を見た。
僕は起き上がり、ベッドに座り直した。
そして、こっちくれば?と隣に誘う。
紗希は無言で僕の横に座った。
「お母さんとは普通の話しかしてないよ」
「普通~?」
顔を覗き込む紗希。
「なんだよ?」
「なんか、怪しい」
「なにがだよ」
「なんでもな~い」
紗希は、足をぶらぶらさせて下の方を見る。
「拗ねた?」
「べつにぃ~」
べ~と舌を出す紗希。
「可愛い」
思わずその言葉が出た。
言った後に気づき、口を押さえた。
なんか、俺気持ち悪くないか・・・。
「え・・・ありがと」
けど、紗希の反応は違った。
変なことを言った僕に引くことはなく、顔を薄紅色に染めた。
ドクン・・・ドクン・・・。
可愛らしい紗希。
そして、2人きりの密室。
お母さんは入ってくることはないだろう。
自分・・・弱すぎないか?
そんなことを思う。
だけど・・・。
止まらなくなる。
だって隣に好きな人がいるんだから・・・。
僕の体が脳の指示を無視して勝手に紗希を押し倒した。
「・・・翔・・・?」
驚き・・・そして不安そうな表情で僕を見る紗希。
「紗希・・・好きだ」
僕は自分の真下にいる紗希にキスをした。
「私も・・・」
戸惑いながら、僕のキスを受け入れる紗希。
この戸惑いは押し倒されたことに対するものだろう。
「紗希・・・」
僕は彼女の名前を呼びながら、舌を入れた。
紗希の舌と絡ませる。
「ぁ・・・」
紗希の甘い声が零れた。
これだげで声、出すんだ・・・。
僕の理性がどんどん消えていく。
麻衣が傍にいた時よりはるかに速いペースで。
「ぁ・・・ん・・・」
紗希の喘ぎ声が舌を当てるたびに漏れる。
僕の右手が勝手に動く。
理性に負けている僕。
・・・情けない。
なんて思いながらも、紗希の右の胸の上僕の右手を置く。
ゆっくり優しく、胸を握る。
「あぁ・・・ん・・・しょ・・・う?」
紗希の服の中に手が伸びていく。
そして、胸に辿り着く。
手探りでブラジャーの中に手を入れて、乳首に触れた途端・・・。
「だめ・・・!」
その声が聞こえて、僕は我に帰る。
それが、初めての紗希の抵抗だった。
今まで、全部受け入れてきた紗希の。
「あ・・・ごめん」
僕は紗希の体から離れた。
「いや・・・わたしこそごめん。全部が初めてなんだ・・・。だから怖くて・・・」
紗希の体は心なしか震えていた。
僕はその体を優しく抱きしめて
「ごめんな・・・」
そう呟いた。
この時、紗希には悪いけど安心したんだ。
『だめ!』その言葉が僕という兄という存在に向けられたものじゃなくて。
ただ、恋人の初体験みたいな、初めてだから怖い。
そういう理由で・・・。
↑ ↑ ↑
押してください~!!
励みになるので。
少し官能入ってます。
次回の方がやばいかもですww
2人は過ちを犯すのか・・・?
もうすでにすごいところまでは行ってますが。