麻衣はそのまま舌を絡めて来て、唾液を入れてくる。
「・・・!」
僕は反射的に麻衣から離れた。
「なに・・・してんだよ?」
うろたえる僕の声。
「何ってキスだよ。恋人の証である・・・ね」
「いつから僕は麻衣の彼氏になった?」
「今この瞬間から」
「俺は・・・」
「他の選択肢はないよ。妹を恋愛対象から外したいんでしょ?」
「う・・・ん・・・」
「なら、決まり。今日から翔君は私の彼氏だね」
ニコッと麻衣は笑った。
その表情を見て少し安心した。
いつのも麻衣の表情だ。
さっきまでの雰囲気が違う麻衣じゃない。
「こらからよろしくね」
麻衣が手を差しだす。
「うん・・・」
僕は歯切れの悪い返事を返して、麻衣の手を握った。
********************
それから、数日が経った。
恋人としてスタートした僕と麻衣。
だけど、この数日間。
手を繋ぐけど、キスはしなかった。
だから、もちろんセックスなんてものは一切ない。
僕にキスをした時の麻衣は異常。
おかしかった。
多分今の麻衣はが本当なんだろう。
恋愛経験がほとんどなく、キスもできないウブな女の子。
そして、大介がもう話をしてもいいんじゃないか?
そう言ったので僕は妹と会話をするようになった。
前と同じように。
ずっと話さないと、妹と兄という関係すら壊れてしまうかもしれないから。
それすらも壊す必要はない。
壊すのは、僕が持ってしまっている妹への恋愛感情だけ・・・。
「ねぇ翔君!!」
昼休みのことだった。
「なに?」
「図書室いこ!!」
「なんで?」
「イチャイチャしたいから」
「キスもほとんどしたことないのにイチャイチャですか?」
「キスするだけがイチャイチャじゃないでしょ?」
ごもっとも。
「私・・・翔君にずっと触れてたいんだよ・・・」
そっと、麻衣は僕の手を握り締めた。
本当に麻衣は僕のことを好きなんだなと実感する。
罪悪感。
麻衣のことを好きではないのに付き会っている自分。
そんな自分にいらだちを感じる。
いくら、麻衣がその事実を知っているといっても。
もし、僕が麻衣のことを好きだったらすべてが解決する。
お互いに両想いで、禁断でも何でもない普通の恋。
そうだったらどれだけ幸せだろうか。
でも・・・実際はそんな簡単にはいかない。
「好き」っていう想いは理屈じゃない。
本能で感じるもの。
・・・矛盾?
うん。矛盾してる。
恋愛は理屈じゃないのに、誰かと付き合うという理屈で解決しようとしているんだから。
麻衣は僕の手を引いて、図書室に向かう。
「てか、なんで図書室?」
「基本的に人がいないから」
階段を上って廊下を進んでいくと図書室が見えてきた。
そして、中に入った時・・・。
「あ・・・」
「あ・・・」
声が被った。
目の前にいる女の子と。
その女の子は・・・。
紗希だった・・・。
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押してくれると嬉しいです!!
眠いですww
小説のストックがやばくなってきたんで、もうすぐ
日常なりブログ紹介なりを入れたいと思っています。
ブログ紹介なんですが、書くな~って人は言ってくださいww
否定されない場合は書くのでww
今書こうと思っているのは、よくコメントをいただいている4人の方と
僕が最初に読んだ小説の方です。
あー学校めんどくさいww