52話 白馬の王子様 | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

祐二を好きなのは当たり前なんだけど、もう一人。


気になる人がいる。


それは田代浩平。


「晴香。今日デートでもしない?」


なんども口説かれているんだけどそれでも気になる。


「嫌だ。相変わらずチャラいね」


「晴香にしか言ってないよ」


「陰で言ってそう」


私は彼からのデートの誘いを迷惑そうに断る。


これが毎日。


けど、分かっていること。


こうやって誘ってくれていることが嬉しい。


「じゃあ、なんでデートしないの?」


愛美にそう聞かれた。


「祐二が好きだから」


「一途だねぇ~・・・」


呆れ気味に愛美が言う。


「だめ?」


「息抜きもたまには大切じゃない?」


「息抜き?」


「一人の男の子だけじゃなくて、他の男の子ってこと」


「・・・愛美はいろんな男とデートしてるの?」


「一人なんて、選べないから」


当たり前のように愛美は言う。


「え~・・・」


「まあ、一回くらいデートしてみたら?実らない恋を想い続けるより」


「実らない恋・・・か」


「それか、私が介入してあげてもいいけど。どうせそれは嫌なんでしょ?」


愛美は机に肘をのせながら私を見る


「それだけは嫌」


「・・・。言うと思った」


愛美は、ため息をつきて私を見る。


「何よ?」


「もったいないなって・・・」


「何が?」


「せっかく、お互いに・・・いや、なんでもない」


愛美は途中で言おうとしていた言葉を止める。


「え?すごい気になるんだけど。途中でやめるのだめでしょ」


「気になっといてよ」


愛美は笑いながら立ち上がった。


「どこ行くの?」


「あ、うん。13時に男の子に呼び出されてるんだよね~」


愛美はどこから取り出したのか、ラブレターみたいなものを手に持って、ひらひらさせながら言った。


「そうなんだ。いってらっしゃい」


「うん」


じゃあ、またあとでね、と愛美は言って教室から出ていった。


相変わらずもてるなぁ・・・愛美は。


ポツン。


昼休みで一人取り残された私。


ん~・・・。


どっか行こうかな・・・。


とはいっても、昼休みが終わるまであと15分。


特に何もすることはない。


心細い一人。


教室にいるクラスメートの中には見事なまでに私の友達がいない。


・・・気不味い空気。


とりあえず、外に出よううか。


そう思った時だった。


ガラガラと大きな音を立てて誰かが入ってきた。


その人は・・・浩平。


一瞬・・・。


大袈裟なのは分かっている。


それでも、一瞬だけ彼が白馬の王子様に見えた。






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愛美の役どころは何なんでしょうかww


意味深だけど、特に何も行動を起こさないですww


そして、白馬の王子様に見えてしまった浩平。


晴香どうする?ww



今日は教習は高速に行きました。


あれ、怖いですねww


もう行きたくないですww



写メは明日公開です