見てはいけない。
そう思うと、人はなおさら見てみたくなる。
イヴがパンドラの箱を開けてしまったように。
人は好奇心というものに負けてみてはいけないものを見る。
そして、その後に後悔する。
それでも。
そうだっと分かっていても。
・・・。
ゆっくり。ゆっくりとその紙を引き抜いて。
私はその紙を手にした。
すごく軽い紙。
これがものすごく重いものに感じる。
物の重さっていうのはその人が思う重さによって形を変える。
その人が重いと思えば重くなり。
軽いと思えば、軽くなる。
そういうものだ。
私は折り畳まれたその紙をゆっくりと開いていく。
途中まで開いたところでその紙がなんなのかが見えた。
『住民票』と書いてある。
さして怖いものでも何でもないんじゃないだろうか。
やっぱり、所詮ただの直感・・・。
私は一気にその紙を開ける。
・・・!!
その紙を見て私は絶句した。
何の言葉も出てこない。
私の直感は見事に当たった。
この紙は。
本当に見てはいけないパンドラの箱だった。
私が知ってはいけない真実だった。
「こんなことって・・・」
目から涙が出てきた。
住民票に書いてあったのは2人の名前。
『田代 文也』
『田代 奏絵』
奏絵はお母さんの名前だ。
そして、田代文也。
この名前は一度聞いたら忘れることはない。
浩平の父親なんだ・・・。
この二人の関係は住民票によると夫婦の関係になっていた。
日付は私が生まれる前。
幸せいっぱいの2人の姿が想像できる。
けど、この二人は数年後には別れるんだけど。
その時、私の頭の中に最悪の人物関係図が浮かんだ。
私の父親が田代文也。
そして、浩平の父親も田代文也・・・。
もし。
もしもだ。
浩平がお母さんの方の連れ子じゃなかった場合。
私と浩平は・・・。
腹違いの兄妹ということになる。
そして、私たちが同い年だということを考えると。
田代文也は、お母さんに妊娠をさせた年に浩平の母親に妊娠させたことになる。
なんて、最悪な男・・・。
いや、むしろそこは今はどうでもいい。
それよりも、私と浩平が腹違いの兄弟だったという方が問題がある。
だって私たちは。
何度もセックスを繰り返しているんだから。
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今日の小説はどうでしたか?
なんか、ダークですけどww
最悪な真実を知ってしまった亜美。
亜美はこの後どうするんでしょうか?
てか、この設定は無理ありませんかね?
大丈夫だといいんですが。
そういえば、読者登録してくださった二人の方!
ありがとうございます。
あとでブログ見に行きます~♪