私は、謎めいた部屋を出て、浩平の部屋に戻った。
「これでいい?」
少し強気に言う私とメイド服。
全く合わないのは明白だった。
「メイドでため口はおかしくない?」
「そこまで、浩平にする義務はないよ」
「・・・まぁ、いいけど」
彼は座っていたソファーから立ち上がり、私の方に歩いてくる。
「何?」
私は少し身構えた。
けど、その身構えには何の意味もない。
どちらにせよ、抵抗するなんてことは私には許されていない。
浩平にすべてを委ねることで、私たちの関係は成立するのだから。
彼は、私の手を引っ張り、自分の方へと寄せた。
そして、何のためらいもなくキスをする。
今、私たちは中学三年生。
でも、そうとは思えない。
この歳なら、こんなキス一つで赤くなるはずだ。
だけど、今の私はこんなキスごときじゃ何も感じない。
もう慣れてしまったから。
こうやってキスをされるのも。
私のファーストキスの相手は浩平。
確か中学一年生の頃だったと思う。
その頃の私はまだ初々しかった。
こんな方法でお金を稼ごうなんてみじんも思ってはいなかった。
二年後の私が、こんな単純に人に犯されるだなんて思ってもいなかっただろう。
ただ、普通の毎日が過ぎていくものだと思っていたはずだ。
そんな時のファーストキス。
残念ながらレモンの味はしなかった。
でもすごく嬉しかったのを覚えている。
大好きだった人とキスをしたのだから。
あの頃は大好きだった浩平。
私の初恋だったと思う。
けど、今は・・・。
浩平は何のためらいもなく、舌を私の口の中に入れてくる。
私もその舌を絡ませる。
『嫌々』ね。
昔の私なら『喜んで』だったかもしれない。
まあ、中学一年生にディープキスなんて発想はないだろうけど。
彼の右手が、私の胸を掴む。
私は、無意識のうちに声を出していた。
なんで・・・私はこんな人が好きだったんだろう。
ふと、そう思うことがある。
きっと、今の女子たちと同じ。
表の浩平はすごく優しいやつで、かっこよくて。
それで好きになっていったんだ。
しかし、裏は・・・。
浩平は、メイド服の中に手を突っ込んで、私の下着を慣れた手つきで外した。
ただの変態。
私にとって浩平は、大好きだった大嫌いな男・・・。
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書いてて、けっこうきついです。。
明日は、晴香編の予定です。
久しぶりのさわやかな方ですww
2人は光と闇ですからね~
亜美の過去。浩平との経緯とか謎めいた部屋とかは
今後です!!
ではでは♪