私は、インターホンを押した。
押してから、相手の応答があるまで。
この瞬間は特に嫌なものだった。
自分から、地獄の中への第一歩を踏み出すのだから。
『亜美・・・か?』
声が聞こえる。
田代浩平の。
私が一番嫌いな男の。
晴香が前に言っていた言葉を思い出す。
浩平は優しいんだよ。たまにちょっかいとか出してくるけど、相談にも乗ってくれるし。祐二以外だったら一番仲がいい男子かも。
って・・・。
あの時は苦笑いで返した。
もう、あの時にすでに私は、田代浩平の素顔を知っていたのだから。
あいつを見るたびに不快になる。
あいつは、学校ではすごく優しい人を演じている。
特に女子には。
だから女子ウケがいい。
そんなあいつを見るたびに吐き気がする。
だって、私はあいつの本性を知っているのだから。
『そうだよ。家、空いてんの?』
『ああ、空いてる。俺の部屋まで来てくれ』
私は、大豪邸の中に入っていく。
家の扉を開けると、そこには田代浩平の母がいた。
「また、遊びに来てくださったの?亜美ちゃん」
おしとやかなお母さん。
優しそうで、お上品で。
もちろんこの人は、私と田代浩平が部屋で何をしているかは知らない。
知ってたら、何て言うだろうか?
息子をひっぱたく?
いや、無理か。
多分、黙って息子に軽蔑のまなざしを向けるだろう。
「はい。毎日上がり込んですいません」
「いいのよ。浩平に彼女ができて私は嬉しいわ」
彼女はそういってほほ笑んだ。
なんで、こんなできのいいお母さんからあんな息子が生まれるんだか。
まあ、その理由は簡単だろう。
「今日はお父さんはいるんですか?」
「今日はまだ仕事でいないわよ」
「そうですか」
よかった。
内心すごくほっとしている自分がいる。
あのお父さんは最悪。
浩平のやっていることを知っている。
そして、たまに浩平とともに私を辱める。
最悪な親だ。
私は、お母さんに「では、またあとで」
と一礼した後、田代浩平がいる部屋に向かった。
階段を上り、二階の端の方にある部屋。
端とはいっても部屋の中はかなり広い。
普通の一軒家のリビングぐらいはある部屋だ。
私はドアをノックした。
「入ってきていいぞ」
あいつの声が聞こえて私は部屋の中に入った。
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亜美編・・・嫌な感じですが。。
同じクラスのいる浩平との関係。
晴香、祐二、亜美、浩平。
この四人がまじりあって起きる物語です!!ww
明日は、少し見ていてつらくなるかもしれませんが、見てくれると嬉しいです!
あ、そういえば仮免学科試験受かりました♪
98点で!!
明日からの路上教習頑張ります!