私は、西山君が学校に戻っていくのを見送った後、何の意味もなく空を見上げた。
晴れ渡った空の中に、無数の雲。
風に流されて、目に見えるスピードで雲が流れていく。
私はただそれをじっと見送る。
何も言葉を発することなく。
何の感情もなく・・・。
私は、ある程度時間が立った後、また歩き出した。
一本道をまっすぐと。
どこに繋がっているのだろうか・・・。
そんな興味本位が足を動かした。
すると、現れたのは学校の最寄り駅の隣の駅。
どうやら駅一つ分歩いたらしい。
その時、ひとつやるべきことが頭の中を駆け巡った。
私は、電車に乗ってあるところを目指す。
学校の最寄り駅を通過して、着いた場所は家の最寄り駅。
私はそこで電車を降りた。
家のある方とは逆の道を歩く。
今日は歩いてばっかだなぁ・・・。
なんてことを思いながらついた場所。
そこは、私と俊哉が出会った桜並木の道。
けれど、そこにもう桜は咲いていない。
緑の葉が生い茂っていた。
まあ、そんなことはどうでもいい。
私は、一本の木の下に立つ。
ここで・・・私たちはぶつかって、出会ったんだよね。
今でも鮮明に覚えている。
私が空を見上げて歩いていたら、君とぶつかって・・・。
そして、なぜか君の方が倒れた・・・。
あの時は少し気不味い感じがしたけど、君はとてもフレンドリーな感じで。
その後、強引に私を連れまわす君をどんどん好きになっていって・・・。
今では、こんなに大好きなんだ・・・。
そして・・・苦しい。
「なんて・・・」
そんなことはない。
だってもう決心したのだから。
私は、中学の門を通り中に入っていく。
今は授業中。
入っていっても多分ばれないだろう。
そんな甘い考えで中に入っていく。
そして、私が向かった場所。
・・・美術室。
誰もいない静かな美術室。
私はそこで、準備を整えた後、絵を描き始めた。
空の絵を。
空の彼方へいる君に届くように・・・。
そんなロマンチストみたいな考えで絵を描いて・・・。
「俊哉・・・」
そう一言呟いた。
家に帰り、私はベッドに横になった。
そして、くだらないことを考える。
今日までの出来事が何度も夢だったらいいのにって思った。
例えばこんな筋書きはどうかな?
俊哉が事故に遭ったあの時。
本当は轢かれていたのは私の方で。
それで、病状が徐々に良くなっていって目を覚ます。
その時、俊哉が心配そうな顔で私を覗き込んでいて。
私が目を開けたのを見ると、嬉しそうな笑顔で抱きしめてくれて・・・。
あはは。
これはさすがに無理があるかな?
でも、そう思いたい。
そう思っても何も変わらないけど、少しは楽になる・・・かな。
「やめよう・・・こんなこと考えるのは」
だってこれは、現実であって夢じゃないのだから。
ベッドから起き上がり、自分の左手を見た。
綺麗に光る指輪。
その指輪をはずして、机の中にしまった。
「ばいばい俊哉。でも、忘れないからね・・・」
私の瞳から、一粒の涙がこぼれ落ちた。
↑ ↑ ↑
押してくれると嬉しいです!!
終わったぁ!!!ww
疲れましたw
ちなみに、今日でテストも終わりました!!
小説どうだったでしょうか?こんな終わり方ですけど。
僕の小説基本的に、ハッピーエンドで終わらないんでw
次の小説ですが、かなり長いやつを予定しています。
その報告はまた後日でww
開始予定日は、15日くらいです。
少し間を開けます。
いい作品を書きたいので!!
賞に出す方との折り合いもあるし・・・。
あ、でもその間もブログ書きます!!
日々の出来事か、ブログネタか、一話完結の短編小説ww
どれかしらは!!
明日も見てくださいね♪