40話 運命って | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

彼女がいる。


彼から聞いたその言葉。


私の眼から涙がこぼれる。


なんか・・・バレンタインの時と同じだ。


私は誰もいない路地裏に行った。


大声をあげて泣きそうになったが、それをこらえる。


なんなんだろう・・・。


なんで・・・私は・・・。


「大丈夫?」


その時、後ろから誰かに声をかけられた。


私は涙目のまま振り返る。


そこに立っていたのは・・・。


「相馬君・・・」


彼のバイト先を教えてくれた・・・彼だ。


「久しぶりだな」


彼は座り込んでいた私に手を差し伸べる。


「そうだね」


私はその手を掴んで立ち上がった。


「で・・・どうだった?」


「この顔を見て分からない?」


「・・・わかる・・・かな」


彼は気不味そうに言った。


「てか・・・なんで相馬君ここにいるの?」


「心配になってきてみた」


「なにそれ?」


「いや・・・説明しづらい」


「してよ・・・」


「長嶋とメールした後に、朔弥とメールしたんだよ。その流れで恋人いるかって話になって・・・それで・・・」


「白石君はいるって言ったんだ?」


「うん・・・。だから・・・」


「だから来たって・・・時間に虫がよすぎるよ」


「運命かもね」


彼は冗談交じりに言った。


「私と相馬君の?」


「うん」


「そうかも・・・ね」


「冗談だよ。でも・・・」


「なに?」


「そうだと信じたい」


そう言って彼は私のことを抱きしめた。


相馬君の体は大きくて私を包み込むようだった。


私はその彼を抱きしめ返しながら


「浮気だよね?」


ぼそっと呟いた。


「ごめん。あれは嘘」


「嘘?」


「うん。ただの強がりで言ってみただけ」


「そうなんだ」


私は抱きしめる力を強くした。


「俺は長嶋が好きだ」


「ありがとう。ただ、相馬君?」


私は、顔を上げて彼を見る。


「何?」


「運命は結果論だよ?」


「長嶋・・・お前夢ないな」


相馬君はそう言って私にキスをした。










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相馬君登場です!!


タイミングあり得ない~ww


いやいやww


そういえば、もう12月ですね!!


今年最後の月です!


みなさん、今年やり残したことってありますか?


僕は~・・・自虐ネタになるからやめよう・・・。