13話 直感で | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

僕が、彼女を好きになった理由・・・。


それはやっぱり、彼女が初恋の人に似ていたから・・・。


というより、一瞬彼女と初恋の人が重なったから・・・。


彼女が初恋の人なのではないかと思えてくる。


でも、そんなことはありえるうのだろうか・・・?


確かに僕には、その時の記憶はない。


けれど、彼女がそういう障害になってるとは思えない。


ということは、もし真美が初恋の人だったら、本人だって答えるはずだから・・・。


こんな障害を持っている人はほとんどいない。


同じ境遇だった妹もそういう障害にはなっていない父から聞いた。


妹が今どこにいるのかはわからないけど・・・。


そう。こんな障害は普通は持たない。


だから、真美もきっと違う。


真美は多分・・・・いや、絶対初恋の人ではない。


それなら、付き合う理由はない?


いや、そうじゃない。僕は真美が好きだ。直感で。


僕がさっき、屋上で真美に言った言葉を思い出す。


『人を好きになるのに理由なんて必要ない』