トンボといえば、子供の頃はよくオニヤンマが飛んでいました。
オニヤンマはまっすぐ飛んできて、ぴたりと空中にとまったまましばらくして
くるっと180度回転してまたおなじルートをまっすぐ飛んで、行ったりきたりを繰り返します。
飛び方が変わっているのと、大きくて貫禄があるので目立っていたんだけど、
捕まえようと思えば、簡単に捕まえることができました。
網なんかなくても、空中に止まっているところを帽子で捕れましたよ。
体長20cmくらいはあったかなー。
尻尾の先っちょを、糸に結んで飛ばしてみたりしてたけど、
かわいそうになって、すぐ逃がしてやりましたね。
赤とんぼやシオカラトンボは、今でもまだ見かけるけど、
オニヤンマは近頃見たことないです。
田んぼやきれいな川がないと、生息できないんでしょう。
田舎に行けば、まだいくらでも見られるのかな。
小学生の頃、トンビが蛇をくわえて舞い上がるのを見たことがありました。
トンビなんて、都会にはいないねー。山がなくっちゃ。
都会に出てきてもう40年以上になるけど、子供の頃育った田舎の環境は
忘れがたいし懐かしいです。
のどかで静かで、何の悩みもない小学生時代でした。