愛媛の石鎚山で修験道の巻! | 腰痛整体&整体師育成の軌跡

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糾える縄の如し人生の禍福を記録するブログ

 

 

 

 

2024年6月6~8日の3日間で整体師仲間7人で山修行に。

 

これまでの46年の人生で、

 

『命懸けでやれ!!』

 

と言われたり、

 

『命を懸けてやってやる!』

 

と思ったり言ったりしたことは何度あっただろうか。

 

でも、

 

今までの人生で一度も命を懸けたことなんてなかったね、俺。

 

って思うくらい今回の修行はまさに命懸けの挑戦であり、修行でした。

 

 

 

 
 

 
 

 
 

 
 

 

 
 
一瞬でも気が緩み、

 

足を滑らせたり、

 

身体のバランスを崩したり、

 

鎖や草木から手を離したりしようものなら、

 

その先には” 死 ”が待っている感覚を4時間以上味わいながら山を登った。

 

高所恐怖症の私にとっては、行くも地獄、退くも地獄。

 

これほどに恐怖に怯えたことなんて無かった。

 

そもそも、恐怖という言葉が合っているのだろうか?

 

と考えてしまうくらい、初めての感情を抱いた。

 

でも唯一言えることは、

 

 

そこに” 悩み ”も” 迷い ”も一切なかった。

 

 

自分、

 

そして、

 

仲間全員が、

 

『目の前の難題を乗り越える最善策は何か?』

 

だけを考えていた。

 

それはきっと、

 

その場にいた全員が考えていただろう。

 

それに関しては確信に似たものを感じる。

 

むしろそうでなければ決して乗り越えられなかった。

 

 

心が折れそう。

 

ではなく、

 

心が折れた仲間がいた。

 

その表現は決して誇張してはいない。

 

その仲間とたくさんの時間を今まで共有してきた。

 

だからこそ、戦っている表情を見て相当な心理状況であることがわかる。

 

勇ましかった。

 

カッコよかった。

 

 

仲間全員が各々自らの役割を理解し、それに従事し、没頭していた。

 

だからこそ、無事全員で登頂に成功できた。

 

 

こういう過酷な状況の中で、

 

これほどまでに有機的に繋がっている組織の一部でいさせてもらえていることに、

 

幸せを感じずにはいられない。

 

こんな生を感じる貴重な経験・体験をさせてくれた、

 

万物との出会いに感謝。

 

 

残りの人生、あとどのくらい今回以上に、

 

 

命を懸けられるか。

 

命を賭せるか。

 

命を預けられるか。



それが、今の私がやりたいなぁと思っていることです。


あんなに怖い思いをしたのに。(笑)