<NZ高校留学> 理科の実験で求められること 2
丁度半年位前に、同じことを書いていました。
良かったら、そちらも読んでみて下さい。
https://ameblo.jp/yottecott/entry-12543181183.html
今回お邪魔した高校2年生(Year 12 )の生物の授業。
丁度実験が行われていました。
半年前と同様、仮定(推測)が行われ、実験をしたのですが、何故か結果が推測と全然違うということに。
ただ理屈から考えて、推測が正しいはず。というのは、私でも分かるものでした。
あら、、、どうするのかな、、、と思っていましたら、、、、
先生から学生へ質問 「 この結果をどう見る? 」
学生 「 おかしい。 」
先生 「 そうだね。なぜおかしくなったと思う? 」
学生からは、様々な意見が出ました。
- 実験のやり方に問題があった説
- 実験の準備段階に問題があった説
※ニュージーランドの高校では通常、理科の先生とは別に、実験準備を行う専門スタッフが勤務されています。
- 結果の見方に問題があったかも説
最終的に、それぞれの説について、可能性あるね、という話をし、その説が正しかった場合、次はどうするべきかという点で討論があって、授業は終了しました。
半年前のブログでも記載しましたが、思った通りの結果が出なくても、それ自体は問題なし。
思った通りの結果が出るまで実験を繰り返すということも、もちろん無し。
結果から考察ができていることの方が、何よりも大切。
そういう意味では、思った通りの結果が出なかった実験の時の方が学びに繋がっている。
これがニュージーランドの授業ですね。
ニュージーランドで先生やホストファミリーさんから良く言われるのが、たくさん間違えないと学べないよ、間違いを恐れないで、という言葉。
授業の方針からも、それが垣間見れるかな、って思いました^^