性的な虐待という言葉は、
最近になって頻繁に聞かれるようになりました。
これ、虐待を受けた人でなければ、
その嫌悪感や恐怖は、
絶対にわからないでしょうね。
大変些少ではあるけど、
わたしもあるんです。
中学の時に受けたイジメで、
トイレの個室にイジメっ子と一緒に入らされて、
相手のマスターベーションを見せられた
とか、
大学３年の終わり頃にヨーロッパ旅行に行き、
小をしていたら、横に立った大柄な外国人がやたらとコッチ見てるから、
なんじゃい！
というつもりで向き直ったら、
とんでもない大きさの局部をコチラに向けてアピールしてた…
コレ、ベルリンの駅地下トイレと、
パリ・オペラ座のトイレの、
計２回やられましたよ。
今はまったく笑い話ですけど、
当時はめちゃくちゃ怖かったです。
被害者が団結して立ち上がるのはいいと思いますけど、
なんか、今さら感は正直ありますね。
本当に辛い状況にあるとき、
声をあげることより、
その状況にフリーズしたり、
状況を乗り越えることに必死なことなど、
いろいろな事情もあるんでしょう。
それでもです。
時代の潮流に乗ったとしてもです。
20年も30年も放ったらかしにして、
今さらわたしも〜
っていうのは、やっぱり違和感です。
声をあげても滅殺されたこともあったでしょうけどね。
中学時代のイジメはタイマンで、
ヨーロッパの恐怖体験は全力エスケープで、
わたしはことなきを得ました。
家族間の性的虐待だとエスケープ問題だけでなく、
人格形成の大切な時期であることも併せて考えると、
その罪は果てしなく重いと思います。
こうした子供たちが家出してしまうことも問題になっています。
これはあまりに悲しすぎるし、
あくまで結果を取り上げるのみですが、
本当に嫌なのであれば、
相手を打ちのめしたっていいし、
その場を離れることだって出来るはずなんです。
少なくともこうした問題は、
慎重に見極めないといけない。
ジャニーズ北川の罪は大変に重いはず。
でも甘んじて受け入れたり、
恩恵を受けていたからこそ、
声をあげられなかった部分も否定できないはず。
いずれにしても、相手が嫌がることをしてはいけない…
そんな、小学校の学級目標みたいなことが守れなかった
早いうちになんとかすれば良かったんでしょうけどね。
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