見慣れた街並、
当たり前の風景
これがおよそ100年〜150年前には、
まったく違う、歴史的な遺物になっていた。
考えようによっては、
ちょっと信じられないような気持ちになります。
1800年代後半といえば、
明治時代であり、幕末であり、廃藩置県が進んでいたころです。
歴史的に記された絵画なら、
もはや遠い昔のこと
これで話は済むんですけど、
写真として残っていると、
たかだか100年ちょっと前に現実として存在したものだと、
考えなければいけないように感じるのです。
江戸城、現在の皇居もそうですが、
残っているのは、区画や土台くらいで、
ほとんどはきれいサッパリ塗り変わっているのです。
写真、画像によっては、
本当にバックトゥザフューチャーみたいに、
タイムスリップしたような気持ちになります。
これは昭和に入ってからの事ですが、
一番身近なものとしては、
都電、路面電車などの写真は、
最初に見たときの衝撃がすごかった。
自動車の増加・台頭によって、
走行レーンを塞がれ奪われ、追いやられ、
都バスにとって変わったわけですが、
映画と同じようにタイムスリップしたなら、
どれだけパニックになるのか…⁇
法律などはその昔、
姦通罪というものがあり、
いわゆる不倫は明確な罰則対象だったわけです。
この姦通罪が維持されたなら、
今現在はどのように違っていたでしょう？
今よりは家庭レベルの教育、モラル、マナーなど、
より品性のある人間模様だったかも…
それを維持できないほど人間関係も自由化、多様化してしまったからこそ、
廃止されたのでしょうけど。
“たられば” を語ることにあまり意味はないけど、
思いを馳せることは、
わたしは好きですね。
今日もご覧頂き、ありがとうござます。
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