先日、家に遊びに来た友人に、
近くの有名な魚河岸で手に入れたマグロとタコのブツを、
炊き立てのご飯を供したところ、
えらく喜んで食していました。
わたしとしては、ちょっと申し訳ないくらいの気持ちです。
なぜかというと、
炊き立てとはいえ、めちゃくちゃ安いお米だったからです。
どんなに安いお米でも、
研ぎ方、浸し方、炊き方で、
そこらの店で出すご飯より、
はるかに美味しくなるんです。
ただしコレには一つだけ条件がある。
それは国産米であること。
どんなに安くても、国産米ならいけます。
しかし、アメリカ産米はダメ。
どれだけ丁寧に扱い、同じように研いで浸し米をやっても、
ゴリゴリした食感でふっくら感が無く、
甘さや粘りも無い。
だからといって水の分量を増やすと、
今度は米が潰れ、砕け、グチャグチャ。
炊いてから炒飯とかにしても、やっぱり不味い。
カリフォルニア産米。
見た目は国産の安いお米より粒が揃って、
ふっくら炊けそうに見えるのです。
でも炊き上がりは、実質お手上げ状態。
なんでこんなに口に合わないか、
重要なことがわかってきました。
それは、日本が稲から水耕栽培するのに対し、
アメリカでは種から土で育てているのだとか。
このあたりに、決定的な味や食感の違いがありそうです。
タイ米などは、本場タイで、タイ料理と一緒に食べると、
よく合うし、美味しいですけど、
アメリカ米には、そもそもパンの代わりに米を食べるという文化そのものが存在しませんし、
アメリカ行く予定もないので、
現地で名物料理と一緒なら美味しいのか…
それはわかりませんけどね。
とにかくアメリカ産だけは、二度と買わないでしょう。
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