この世界、世の中は、
“特別扱い”で溢れています。
そこら中に“特別扱い”の罠が転がっています。
わたし“だけ”が特別な存在
それになりたい、けれどもならない空虚感・飢餓感が常に内在し、
それにつけ込むように、
あなた“だけ”が特別な存在
という釣り文句を吐く者たちがいる。
わたし“だけ”は大丈夫
そう思う人の心の隙間に、罠の言葉は忍び込もうとする。
特別な存在なんていない。
特別な存在“のような”まやかしがあるだけだ。
そんなことを言っても、
現に特別な、アンタッチャブルな存在はいるではないか
たしかにそう見えます。
でもみんな同じように眠くなり、腹も減り、排泄もする。
同じように欠点があり、動揺も緊張もする。
特別な存在みたいに振る舞い、
小手先のイリュージョンを使うヤツがいるだけです。
幾重にも折り重なる膨大な巨壁を築いているヤツもいる。
でも遅かれ早かれ、いつかは魔法は解けるのです。
今日もご覧頂き、ありがとうござます。