いくつになっても、美しい人は美しい。
今さら感が強いですが、
そのことを強烈に印象づけたことがあります。
女優の野際陽子さん。
羽田空港の搭乗ロビーで同じ便を待っていた彼女の姿は、
強烈な印象として残っています。
テレビドラマで観たときの、
口うるさい姑を演じていたイメージ感の強かったわたしには、
あまりのギャップに驚きの声が出るほどでした。
ああ、ドラマで観た姿はあくまで演技であり、
本来持っている内面は、まったくの別物だったのです。
とにかく美しい。
表面に見える美麗さなどではない。
ただ搭乗を待って、本を読んでいるだけなのです。
でも、野際さんが佇む周辺は、
まったく違う雰囲気すら醸し出していた。
まるで上等な絵画を見ているようでした。
あの光景は、決して忘れることはないでしょう。
女性らしさとは何か
男性らしさとは何か
そして性別とは一体…?
そんな価値観への問いかけとも言えるきっかけとなったのは、
間違いなくこのときでした。
今日もご覧頂き、ありがとうござます。