正直であることは、いつも人が生きる上で大切なことと思います。
とはいえ、バカ正直だったり、欲望に正直だったり…
これじゃあ具合はわるいですな。
自分を偽ることは、精神の対話の中で私たちに絶えずついて周り、
問いかけてくるかのようです。
自分を偽る…つまり自己欺瞞ということは、自分に都合の良いように物事を解釈し、
傲慢なエゴを構築していきます。
エゴは常に精神性をコンプリートしたがる。
そのためなら、金に糸目をつけぬ…！
くらいの人も少なからずいます。
そのためにセミナーに参加し、
会費を納め、会員となり、なんらかの称号をもらったりする。
あるいはマントラなどの智慧を次々と授かっていく。
それらは、精神の友という “ 獲物 ” に近づいて、しとめる。
まるで狩りのようです。
獲物を手に入れれば、後はこっちのもの……的な…^^;
これは真に精神の対話に向かっているとは、とても言いがたいでしょうね。
自己欺瞞とはこうした心の動き、作用のようです。
このように構築された壁を一つ一つ取り除いていく作業ですから、
じっくりいきたいところですね。
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