こんにちは(^^)/四谷駅前治療院の阿部です☆
今回は成長期の子供に多い疾患についてお話します。
皆さん『オスグッド』という病名は聞いたことあるかと思います。
私が初めて聞いた時は『押忍GOOD?』変な名前だなーって感じたのを覚えています。笑
正確には【オスグッド・シュラッター病】といい発見した医師の名前が付けらています。
痛みの出る場所は膝の脛骨粗面(お皿の下の少し出っ張たところ)で、ジャンプやランニング、階段の昇降時で痛みが強くなり、ひどい時には自転車さえ乗れないほどの痛みが出ます。
10歳から15歳くらいのスポーツを頑張っている子供たちに多い疾患です。特にサッカー部の子が多いと感じます。
基本的には激しい運動でのオーバーユースが原因であり、大腿四頭筋の筋緊張が主原因と言われていますが、私の経験上ハムストリングスの柔軟性も重要だと感じています。その他に下腿の筋緊張や骨盤の歪みが関係している事もあります。
成長期の疾患なのでどうしても単なる成長痛として片付けられる事も多いですが正しい治療とケアをしなければ大人になってからもいた運動によって痛みが出現するいわゆるオスグッド後遺症を発症する事もあります。
痛みのメカニズムは、身長が伸びると当然ながら骨も成長しますが筋肉や腱、靱帯などの軟部組織は同じようなスピードで成長してくれません。つまり柔軟性に欠けやすい時期に大腿四頭筋を使いすぎる事によって、大腿四頭筋の付着部である脛骨粗面に負荷がかかり成長軟骨部が剥離して生じます。
うさぎ飛びがスポーツ界でNGとされたのもこの疾患が多く発生したからと言われています。
しかし子供は自分の身体を管理できません。
成長スピードと運動量、大腿四頭筋の柔軟性などは保護者や監督やコーチが気にかけてあげなければならないのです。
スポーツをしているお子さんがもし膝の痛みを訴えたら、単なる成長痛だと思わずにまずはご相談ください。
四谷駅前治療院ではストレッチや手技療法、機械治療で適切な処置を致します。
当然その他の疾患も経験豊富なスタッフがしっかりと施術させて頂きますのでご安心ください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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