トリニティーコンサルティング四元圭のブログ
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報連相

社会人の基本、報連相。仕事をする上で、報告連絡相談を行いましょう!と言うやつです。

四元も新卒研修でも習いましたし、学生の頃から何度も耳にしてきた基本中の基本です。

しかし、この報連相、できない人多いですよね…。

四元の回り、というか社内にもたくさんいます。

いや、むしろできる人が、社会人の10%と言ったほうが正しいのかもしれません。

ん?10%?それはチャンスかも?と捉えてみてはいかがでしょうか?

私の担当する組織の場合、報連相ができないでしょう人は、まず引き上げませんし、重要な業務は与えません。

報連相がないことを前提に、管理下(監視下?)にある業務に留めます。

仮に何らかの理由で責任者クラスになっていた人間が、報連相できないなら、残念ながらポジションの入れ替えを図ります。

ここまではネガティブ発想。

しかし、逆もあります。つまり、報連相ができるなら、多少の失敗はあってもチャンスを振ります。結果的にポジションを自ら作り出すことにつながっていると感じます。

そう!この世の中は、実は90%くらいの人間が報連相ができないことを前提に仕組み作られているのです!!!

つまり、報連相さえ、意識的に行い、習慣化し、自分自身のパーソナリティになるくらい徹底すれば、これでトップ10%に入れます!!!

この世の中のルールは、実はとても簡単である。


※それは、ほうれん草じゃい

「ダメな時の」理由付け?

ダメな時ほど、外部要因の理由が多いように思います。

 

「両親の借金で…」

 

「起業した仲間に裏切られて、破綻した…」

 

なるほど、お気の毒に。と思います。

 

が、冷静に考えると、連帯保証をしていない限り、両親であろうが、配偶者であろうが借金を被ることはありません。おそらく、借金で苦しむ近親者に「自主的に」お金を供給しているだけのこと。

 

仲間に裏切られて…も同様です。破綻はあり得ます。が、本当に実力のある経営者で、仲間の裏切りのみが破綻の理由だったとすると、すぐに再生します。実際クライアント先にも数名そういう経営者はいます。

 

「仲間の裏切り」を理由に現状がパッとしないことを嘆いているのであれば、本当は、自分自身に破綻の理由がある可能性を疑ってみた方が、その後の人生にプラスになるかもしれません。

 

 

特に悪い状況ほど、外部要因に理由を求めるのは辞めた方が良いのかもしれませんね。

東大入学式の祝辞と女性幹部

今話題の東大入学式祝辞

入学式で問題を投げかける素晴らしい内容だと感じた。

トリニティーグループでも5年ほど経営幹部に女性を!と目標設定してきたが達成できていない。
グループの体制にも問題があるのだろうし、女性スタッフが幹部を目指そうとしないという社会的な課題の一端もある。

個人的には、自分自身が家事や育児の一端を担い、トリニティーグループにおいては、女性だから、家庭があるから、子供がいるからというキャリア的なマーカーは排除しようとしてきた。

もっというと、性別だけでなく、年齢、学歴、国籍などすべての要因を排除したい。

しかしながら、クライアント先では逆の場面も目にして来た。

せっかく経営幹部まで上り詰めた女性が、あることをきっかけに、簡単にそのポジションを放棄する姿だ。

そのきっかけが、まさに結婚や出産。

結婚や出産とキャリアがそもそも両立しないという思い込みなのか、たまたま結婚や出産が間近な問題ではなかったから仕事に打ち込めたのかわからないが、企業側もナンバー2、ナンバー3が簡単に会社から抜けられてしまうと脅威でもある。

一方で、男性は結婚や出産があっても、=仕事を辞めるということにはならない。

東大の祝辞の通り、生物的に男女の学力が同じ、もしくは女性の方が優秀でも、東大の女性比率が2割を超えない現実と同じだと感じる。

労働人口が減少し続ける今、考えなければいけない問題に一石を投じた、素晴らしい祝辞だと感じた。

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/b_message31_03.html

3度目の知覧(トリニティー研修旅行@鹿児島知覧)

トリニティーグループ代表者研修に来ております。

役員代表者の投票により決定したのは、またもや知覧!!!


四元にとっては3度目です(四元はバンコクに入れましたが)。

毎回、お世話になっている富谷旅館さんですが、何かグレードアップしてますね。

前回までは、宿泊に付随した朝食後の女将の講話(特攻隊の話や現代人の生き方について)だったのですが、研修プランなるものができたそうです。

旅館に到着するなり、食事前に研修。明日も朝食後は研修。

個人的に親戚の何名かが特攻隊で出撃したということもありますが、毎回自分を見つめ直す良いきっかけになります。

今の自分はなぜ存在するのか?

特攻隊もですが、人類が、いやもっと遡ると生物が繋いできた最前線に今の自分がいるという再認識をしています。

そして、自分自身がどうつなぐか?

前回は家族に伝えたくて家族と知覧特攻平和記念館&富谷旅館を訪れましたが、今回はトリニティーグループの代表者達と考えるきっかけにします。

グループ理念トリプルWinの追求と通じるところが大いにありますから。

・単に労せず儲かれば良いのか?
・中小零細企業経営の中での自分たちの存在価値は?
・自分たちは行動の結果として何を社会に残すのか?
・大切にしているものを守るために何を行動するのか?

各社・各代表者が考えてくれるきっかけになれば良いなと。

また、普段なかなか一緒に過ごせない多忙な代表者達でもあります。

トリニティーの横の糸も同時に強化できればと。

「埋まらない人間関係の溝」があっても、砂には埋まっていたようです。


埋まった人間関係の溝もありました。代償も大きそうでしたが。


年間○○万円(億円?)達成して、また鹿児島に来ようと勝手に目標設定していたグループ会社も。


いずれにしても、自立した人間同士の濃い研修旅行になっていることは間違いなさそうです。

「儲かる話」?

「四元さーん。何か儲かる話ないかなー?」

よく聞かれる質問です。あるといえばありますし、ないといえばないのですが…。

ざっくりしていて何とも答えようがないケースが大半です。

取引とは、A販売可能な顧客(マーケット)に、B商材やサービスを提供することで成立します。

Aはあるけど、Bがないという状況であれば、商材・サービスを開拓することで、新しい利益(儲け?)は生まれます。

逆の場合も、新しいマーケットを開拓することで可能です。

問題はどちらもないケース。

A(マーケット)もB(商材・サービス)もなかったとしても、まだ可能性はあります。

「逆に何をお持ちですか?」と尋ねますが。

例えば、資金とか、アイデアとか、ビジネスモデルを構築するにあたっての労力とか。

これらの材料を使って、今キャッシュポイントがないものを、ビジネスにしてキャッシュポイントを生み出すことは、経営コンサルタントの仕事の一部でもあります。



最も困るのは、上記のどれでもないケース。

「(俺は何もないし、何も出さないけど)四元さーん。儲かる話ないかなー?」

うーん。なかなかWin-Winにするのは難しいですね。

今あるうちの事業に一枚入ってもらって利益の一部を取ったなら、彼にとっての儲かる話にはなります。

しかし、その場合、自社の利益が損なわれているか、顧客に対し彼のマージン分を乗せているかの構造になります。つまり、Win-Winではない。

残念ながら、四元が質問を受ける「四元さーん。何か儲かる話ないかなー?」の大半は、最後のパターンです。

何も役割を担わないのに、儲かる構造にはなかなかならないと思いますよ。仮に、一時的にできたとしても、無駄な中間マージンは省かれる運命にありますし…。

もらうことよりも、社会にどう貢献できるのかを考えて生きていきたいと思います。


※画像は本題とは全く関係ありません。

「真の」顧客という議論

目の前の「売上」には、経営者ならば誰でも興味がありますよね?

でも、「真の」顧客かどうかという議論になると話は変わります。

世界的に有名なカフェで、「おしゃれ」とか「ジャパニーズカワイイ」を打出している店があったとしましょう。

その店で、下記のような、チンピラに脅されている若者がうなだれている風景があったらどうでしょうか?


実はこの画像はリアルです…。何組もの顧客が、入口の扉に手を掛けて、「こんにちは~」→「失礼しました〜」のように店を後にしていきます。

団体予約としては、「読める売上」だとは思いますが、「真の」顧客ではありませんよね?

まるで、新宿歌舞伎町のルノアールのような風景ですから…。



そう考えると、目先の売上よりも、「真の」顧客は誰なのか?という議論の方が価値あると思いませんか?

とても、好都合な絵が目の前にあったので、パシャリとしました。

店の名前も、登場人物も匿名ですみません。
昨今、守秘義務とか、コンプライアンスとか言われてますので…あしからず。

かじっておくことすすめ

経営コンサルタントやってると、時代の進化と共に、次々と新しい情報に対応する必要があります。

一昔前は、店舗や会社の認知を広めたいのであれば、電話帳に広告載せることが重要課題だったと思います。

今ではどうでも良い課題ですよね?それより、スマホのMAP検索や、Googleでのキーワード検索の方が重要度が高いのは当たり前です。

新しい情報を耳にした時、「うちには関係ない」と切り離している自分がいませんか?

残念ながら、四元の中にもいます。

でも、関係あるのかないのか判断材料がない状態で、「うちには関係ない」と判断しそうになっていることが大半です。

自分自身は、若い頃から少しかじってみて、関係ある状況になることを心掛けて生きてきました。

駆け出しのビジネスマンだった頃、世界経済と関係ないのに日経新聞を取ってみて、独身で死んでも関係ないのに生命保険に入ってみて、株に関係ないのに証券会社に口座を開設してみて、今に至ります。

今や全て関係あることです。不思議なことに。



先程、スマホのプッシュ通知で、四元の仮想通貨が下落していると…。


20万円くらいそんしたかもしれませんねー。でも、大丈夫!

仮想通貨で一山当てたいからかじった訳ではありません。

そのうち、クライアント先でも、国際間決済で仮想通貨が云々という話題になった時に付いていくため。

であれば、オッケーです。



昨日、インスタグラムに関わる講演を聞きました。クライアント先の業種によっては重要課題です。

でも、トリニティーグループ内の大半の業種については、「うちには関係ない」です。

興味深く聞けて、かつコンサルの題材になるだけの四元サイドの素地はできあがっていることに気づきました。

その訳は…


インスタのインフルエンサーになりたい訳でも何でもなく、話題や構造について行くために、パスタやステーキの研究を上げ続けていました。

もちろんパスタやステーキで有名になりたい訳ではありません。


やはり、少しだけでも「かじる」ことの意義を感じます。

身の回りの全てのことを「うちには関係ない」と考えるのか、それとも「うちにはまさに関係ある」と考えるのか。その先の広がり方が違うと思います。

読者の皆さん。今、こうして四元のブログを読んでいる瞬間も、あなたの体をダークマター(暗黒物質)がビュンビュン通過しまくってますよ!

関係ありますか?

営業組織の原理

今日のコンサルで、初心に帰る場面があった。

駆け出しの営業マンだった頃、先輩から言われた。「良いか四元!営業はとても平等だ。男女学歴国籍関係なく、数字のある奴は偉い。ない奴はダメ人間だ。売上のある営業マンは、給与も高い、性格も良い、全てが数字が実証した人格者だ。その逆は逆だ」と。

今日とあるクライアント先で、12月に退職された営業マンにサラッと触れられた。言葉の上では「仲間が減って寂しい」と。でもそこにはニュアンスがあり営業の世界の「原理原則」が語られている。その話を聞く仲間たちも当たり前として受け止めている。

まさに弱肉強食の世界だ。


でも、その話がとても心地良かった。原理原則に照らして考えるとその通り。経営コンサルタントや経営者になってからの方が原理原則に合わない事象に出くわすことが多い。

本当はそんな現実にうんざりしているのかもしれない。

経営者としては、色んな現場の言い訳を耳にする。

本当は「嫌なら辞めろ」、「数字が作れないなら去れ」と言いたい時もある。(1日に35回くらい?)

でも、言えばパワハラ…セクハラ?内容証明もよく届く…。

なんなんだかなーと思いながら、バランスを取ろうとしている経営者たる四元圭、経営コンサルタントたる四元圭がいる。

でも、原理原則ではない…。



と、考えながら総武線で歌舞伎町に帰ってます。

腹は決まりました!ブログに書くと言うことは、ワイドショーで特集されても良いと認めたこと。明日から思い切って意思決定します。

大手から学ぼう!

中小零細企業専門の経営コンサルタントをしていると、「うちは大手とは違う」という言葉をよく耳にします。

確かに違うのですが、大手の基本を着実にこなす姿勢は見習う点が多いと感じます。

そもそも違うとシャットアウトするのはもったいないと言うか、単なる言い訳のようにも感じることすらあります。

今朝の仙台でのクライアント先で、会社の裏側で「くら寿司」と「萩の月」の併設店舗の工事が行われていました。

やはり、さすがだなと感じます。


店舗の工事より先に、まずは看板を完成させる。これだけで告知効果は上がり、回転後の客足に大きく影響することでしょう。

方や、個人店の場合、看板自体が目立たなかったり、工事中に何屋ができるのかわからなかったりすることが多いですよね?


そして店舗の造り。裏側から見ると、ものすごくローコストな仕上げだとわかります。オーナーの「変な?」こだわりもありません。収益装置たる店舗に最低限必要な投資を行う「当たり前」の姿勢が貫かれています。

個人店では?

無駄なこだわりがたくさんあるように感じます。

資金の使い方は「高いか安いか」ではなく、「投資か浪費か」です。

大手のシンプルな当たり前に見習うところが多いと思いませんか?

寝室の結露から考える中小零細企業経営

最近、名古屋の自宅で寝ると、翌朝必ず奥様に怒られます。

「圭くんが帰ってきて寝ると結露がひどい💢」
「今まではこんなことなかった💢」

と…。

んー、確かに…


でもこれは僕のせいではないんです。強いて言うなら、5月に生まれた次女文惠のせいです。犯人はこいつです。


空気には「飽和水蒸気量」というものが予め決まっていて、寝室の広さ的に、次女が生まれるまでの3人で寝る分には飽和水蒸気量以下だっただけなんです。

地理学修士的な発言!

なので、今年は次女が生まれ、気温が下がる季節になって、飽和水蒸気量を上回る寝汗を、全員で出しているから結露がひどいと感じるんです。



しかし、これって、中小零細企業の利益構造ととても似ています。

企業経営にも固定費なるものがあって、その分岐点近辺で経営していると利益が出たり出なかったり。

寝室の結露みたいなものです。

分岐点を一気に超えると、大半が結露になります。いや、利益になります。



損益分岐点って経営の基本の「き」なんですが、あまり気にしないですよね?

寝室の結露から損益分岐点を考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
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