2022年10月4日(火)、結論から言えば・・・癌じゃありませんでした!!!
昨日(10月3日)のニュースで・・・天皇陛下がPSA検査で「やや懸念される傾向が見られる」ため、11月上旬にMRI検査を受けられるそうです。
実は・・・ヨシも昨年12月のPSA検査で数値が少し高くて、今年6月の再検査でさらに数値が上がってしまいました。
そこで、7月に前立腺のMRI検査を受けたところ、ちょっと怪しい影があるので、前立腺生検を受けた方がよいと言われ、9月中旬に1泊入院して検査を受けました。
そして昨日(10月3日)、恐る恐る検査結果を聞きに行ったら、「癌細胞は認められませんでした。単なる前立腺肥大です」とのことで・・・安堵しました!
ここで、用語説明です(興味のない方は飛ばして下さい)。
【前立腺】
男性だけにある臓器で、膀胱のすぐ下に位置しています。前立腺は男性の生殖機能に密接に関係していていて、尿の通り道である尿道と精液の通り道である射精管は前立腺の中で合流します。
【PSA検査】
PSAとは前立腺から分泌されるProstate Specific Antigen(前立腺特異抗原)の略で、前立腺から分泌されるPSAが血液中にどれだけ存在するかを測定するのがPSA検査です。
【MRI検査】
Magnetic Resonance Imaging【磁気共鳴画像)の略です。エックス線は使用せず,強い磁石と電磁波を使って体内の状態を断面像として描写する検査です。特に脳や脊椎,四肢,子宮・卵巣、前立腺といった骨盤内の病変に関して優れた検出能力を持っています。
【前立腺生検】
PSA検査やMRI検査などで癌の疑いがある場合に、前立腺の組織を採取し顕微鏡で確認する検査で、前立腺癌の確定診断のために必須の検査です。
【前立腺肥大】
前立腺肥大とは、前立腺が大きくなり尿道が細くなることによって、排尿にまつわるいろいろな症状をきたす病気です。症状は・・・
・排尿困難(尿が出にくい)、または尿閉(尿が出ない)
・頻尿:おしっこが近い、夜中にトイレで何度も起こされる
・尿意切迫感:突然おしっこに行きたくなる
・残尿感:尿を出しても出し足らない感じがする
・尿失禁:尿を漏らしてしまう
・・・とのことです。症状がひどくなると、薬物療法や手術が必要となります。
前立腺癌ではなかったけど前立腺肥大なので、今後も定期的にPSA検査を受けるように言われました。