「いちご白書」をもう一度 | ヨシとユッコのブログ

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2012年12月29日(金)に開設しました。
2013年2月末にサラリーマン生活をリタイアしたヨシと
その良き伴侶であるユッコが綴るセカンド・ライフのブログです。
旅行とグルメを中心に、お伝えして行く予定です。

2022年5月18日(水)、家庭菜園で穫れたイチゴを食べていて・・・。

 

■家庭菜園で穫れたイチゴ

今年は豊作で、美味しいイチゴがたくさん収穫できました。

 

このイチゴを食べていて浮かんできたのが・・・。

 

■イチゴ白書をもう一度

1975年8月にリリースされたバンバンのシングル曲で、作詞作曲は荒井由美(松任谷由美)です。東大安田講堂事件から6年、学生運動の高揚と退潮がまだ社会の記憶に残っていた頃の名曲です。

 

この曲を聴いていたら、若かりし頃(高校生の頃)に観た映画の「いちご白書」をもう一度観たくなりました。

「いちご白書」は、1970年6月(52年前!)に公開され、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した青春映画の名作です。

 

■「いちご白書」のあらすじ

サイモンの通う大学(コロンビア大学がモデル)では、予備役将校訓練校舎の建設に抗議して、学園紛争が起こっていた。ノンポリ学生のサイモンには全く興味がなかったが、ふとしたきっかけで女性リーダーのリンダと知り合い、彼女に惹かれていく。そして、積極的に闘争に参加するようになった。やがて、大学側は実力行使を決定し、サイモンやリンダたちが円陣を組んで立てこもる講堂に、警官隊を突入させる。

 

この映画を印象深いものにしたのは、最初と最後に流れる主題歌の「サークル・ゲーム」によるところが大きいと思います。

「サークル・ゲーム」は、ジョニ・ミッチェルが作詞作曲し、バフィ・セント=メリーが歌っています。

※この曲を聞きたい方は ⇒ こちら

 

歌詞と日本語訳は ↓

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The Circle Game

サークル・ゲーム

 

Yesterday a child came out to wonder
Caught a dragonfly inside a jar
Fearful when the sky was full of thunder
And tearful at the falling of a star
ひとりの子供が好奇心と出会ったのは、ついこの間のこと
捕まえたトンボはビンの中
雷がとどろく空に怯え
流れ星に涙したのです

~Chorus~
And the seasons they go round and round
And the painted ponies go up and down
We’re captive on the carousel of time
We can’t return, we can only look behind
From where we came
And go round and round and round
In the circle game
~コーラス~
そして季節は何度もめぐっていきます
ペンキで塗られた子馬は上がったり下がったり
私たちは時という回転木馬に乗った捕われ人
戻ることなどできません
ただ、私たちが通ってきた足跡から、後ろを振り返るだけ
季節はめぐりめぐっては回り続けるのです
サークルゲームの中で

Then the child moved ten times round the seasons
Skated over ten clear frozen streams
Words like “when you’re older” must appease him
And promises of someday make his dreams
それから少年は10回の季節を駆け抜けて
その間に同じ数の清らかな氷の小川を滑りました
「大人になったらね」って言葉になだめられて
いつかきっと夢をかなえようと誓うのです

Sixteen springs and sixteen summers gone now
Cartwheels turn to car wheels through the town
And they tell him, "take your time, it won't be long now”
Till you drag your feet to slow the circles down
16回の春と16回の夏が過ぎていきました
おもちゃのカートは町を走る本物の車になります
季節たちが彼に言うのです
「ゆっくりと時間を楽しむのさ。今のうちだからね」
そのうちに足を引きずるようになるから
時の流れを遅くするためにね

So the years spin by and now the boy is twenty
Though his dreams have lost some grandeur coming true
There’ll be new dreams, maybe better dreams and plenty
Before the last revolving year is through
そして月日は流れ、あの少年はもう20になりました
実現させようと抱いていた夢は少し輝きを失ってしまったけれど
新しい夢が、たぶんもっと素晴らしくて豊かな夢が
生まれるでしょう
最後の年が回転し終わる前に


~Chorus~
And the seasons, they go round and round
And the painted ponies go up and down
We’re captive on the carousel of time
We can’t return
We can only look behind from where we came
And go round and round and round
In the circle game

~コーラス~
そして季節は何度もめぐっていきます
ペンキで塗られた子馬は上がったり下がったり
私たちは時という回転木馬に乗った捕われ人
戻ることなどできません
私たちが通ってきた足跡から、後ろを振り返るだけ
季節はめぐりめぐっては回り続けるのです
サークルゲームの中で

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感慨深い歌詞ですね。

 

映画の「いちご白書」ですが・・・AmazonでDVDを売ってたけど、英語版の日本語字幕なしでした。

どこかの動画配信サイトにないか調べたら・・・Gyao!とmusic.jpで観られることが分かりました。

Gyao!はヤフーIDがあれば299円(税込み)、music.jpは月額1,958円(税込み)ですが31日の無料お試し期間があります。

※Gyao!の該当ページは ⇒ こちら

※music.jpのHPは ⇒ こちら

 

申し込んだり解約したりするのは面倒なので、Gyao!で観みました。

約50年ぶりに「いちご白書」をもう一度観て、学生運動が吹き荒れていた自分の学生時代を思い起こしました(ヨシはノンポリ学生でしたが・・・)。

 

家庭菜園のイチゴ→いちご白書をもう一度→いちご白書→サークル・ゲーム→自分の学生時代・・・ってお話しでした。

 

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