世界一黒い車 | ヨシとユッコのブログ

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2012年12月29日(金)に開設しました。
2013年2月末にサラリーマン生活をリタイアしたヨシと
その良き伴侶であるユッコが綴るセカンド・ライフのブログです。
旅行とグルメを中心に、お伝えして行く予定です。

2020年7月24日(金)、梅雨が長引いているし、新型コロナ・ウイルスが治まる様子もないので、家にいることが多い今日この頃です。

インターネットで、何か面白そうな話題を探していたら・・・「世界一黒い物質」というものを見つけました。

 

その物質は、英国Surrey NanoSystems社が製造する「ベンタブラック」という塗料です。

黒さの尺度は可視光の反射率で表され、反射率0%であれば真の黒ってことになります。

ベンタブラックには何種類かありますが、最も低いものの反射率は0.036%だそうです。

 

ペンタブラックを塗った物体は、人間の目にどのように見えるのでしょうか?

 

■ベンタブラックを塗ったブロンズ・マスク

光を全くと言っていいほど反射しなくなるので、凹凸も遠近感も感じることができません。

※ペンタブラックのカタログは ⇒ こちら

 

そして・・・何と!ベンタブラックで塗装した車がありました。

 

■ベンタブラックで塗装されたBMW X6

BMWが2019年9月開催のフランクフルト・モーター・ショーに出品して話題となった超特殊仕様車です。反射率1%の建築用途向けベンタブラックVBx2で塗装された車は、光をほとんど反射しないので、まるで2次元のベタ塗りの絵のように見えます。

 

こんな車に乗っていたら、人目を引くこと間違いなし!

でも、他の車のヘッドライトが当たっても反射しないので、夜は危なくて走れませんね・・・。

 

<追記>

その後、マサチューセッツ工科大学の研究チームが、反射率0.005%とベンタブラックの10倍以上も黒い物質を発見したそうです。

※その記事は ↓

 

 

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