10年ぶりに好きだった女性からのLine「セラピストのエミとの恋愛譚 完結編」 ~前編~ | ラジオ!Yotsugi Busters!!

10年ぶりに好きだった女性からのLine「セラピストのエミとの恋愛譚 完結編」 ~前編~

どーも、オハラです。

 

夏も終わりですね。コロナもだんだん落ち着いてきましたがまだまだ気は抜けない状況ですね。冬場も手洗いは欠かさずに感染対策していきましょう。

 

さて、久しぶりに筆を取ってブログを書きます。というのもこのブログでも前に書いたが僕が昔好きだった女性からなんと10年ぶりに連絡が来たのだ。その女性はエミという女性でとある高級スパで働くセラピストだった。彼女と出会ったのは2008年のイギリス留学中で同じ語学学校に入ってきた女性だった。顔立ちが整っていて竹内結子さんに似ているはっきりとした目鼻立ちに白く透き通るような肌の女性で僕が今まで出会ったことがない(と言っても中高男子校だったから女性とほぼ出会いがなかったが)タイプの美人ですぐに惚れ込んでしまった。いつも彼女からは上品な柑橘系の香りがして、僕は彼女の香りが好きで今でも似たような香りの香水を嗅ぐとあの時のイギリス青春時代が蘇る。

 

留学が終わって2011年頃に日本で久しぶりに再開した時にはエミは東京のとある高級スパで働くセラピストになっていた。そのスパはイギリス発祥の環境や体に優しいちょっと高めなボディソープとか洗顔料とかを製造販売しているブランドで、2011年に日本でアロマセラピーを母体にしたリラクゼーションスパを新しくオープンしたのだがエミはその最初のセラピストに選ばれたのだ。エミはなんとタイミングのいいことにイギリスでアロマセラピーをcollegeで勉強して帰国したばっかりの時にこのスパのセラピスト募集というチャンスを掴んだのだ。最初のセラピストはたった3人でエミはその一人、エミ以外は日本でセラピストの経験があるプロであり、一方でエミはイギリスでアロマセラピーを学んで英語もある程度できるがセラピストとしては未経験、異例の採用だったと思う。

 

詳しいことは過去のブログを見てもらうとして、エミは北海道出身で東京にほぼ友達がいない。なので僕がよく彼女の飲みや買い物に付き合わされたりということがあったが当時の僕にとっては好きな女性からお呼ばれされるなんてこの上ないご褒美である。会うたびにどんどん彼女に惚れていったが当時彼女には結婚を前提として付き合っていた40後半のイギリス人彼氏がいた。そんな彼氏がいたのにそのスパにやってきた常連客の歯医者にエミは惚れ込み始め最終的にはその歯医者と付き合い始めた…。というところで僕はもう彼女から身を引くことを決めた、これ以上エミにアプローチしてもこの子を振り向かせるのは無理だなと悟って2011年7月を最後に彼女への連絡を断ち切った。

 

あれからちょうど10年、今から2週間前くらいに突然エミからLineがきたのだ。お互いに電話番号を変えていなかったからつながったらしくエミから「久しぶり!元気?イギリスでお世話になったエミです」みたいなハイテンションなメッセージが届いた。彼女のFacebookか何かであの歯医者と結婚して子供も授かったということはなんとなく知っていた。この謎なタイミングで僕にLineを送ってきてしかも今度ランチでも久しぶりに行こうよと打診してきた。まあ彼女も40歳だし子供も少し大きくなってきたし、歯医者の専業主婦として過ぎゆく毎日に飽きてしまい旦那にももう女として見られず夜の営みももう随分ご無沙汰になりだんだん自分の雌としての本能の消失に危機感を覚え始め、もう一度女の生の実感と性の快感を呼び覚ましてくれる存在そうだオハラなら私を好いているし10年経過した今も私でマスをかいているに違いないからやつを使ってもう一度あの快楽に溺れてみよう、ということで僕に打診をしたのだろう。まあ女性の性欲は40歳くらいから強くなるのはさまざまな研究から証明されているし僕はすぐに合点が入った。

 

僕はもう結婚をしてしまったがエミへの気持ちはずっと心の奥底にあったのは事実である。あのこにイギリスで出会ってからずっと彼女のその茶色の綺麗に透き通った瞳と甘く爽やかな柑橘系の香り、そして白い肌と唇に触れたくて思いこがれ何度も彼女と交わる様を思い浮かべながら股間にティッシュを当ててきた。彼女がスパでセラピストをやり始めた時も僕はお客さんとして何回かそのスパを受けにいった、一回¥15,000以上する高級スパだが彼女に施術してもらうだけでその価値は十分にあった。薄暗い部屋に案内されアロマが焚かれていてヒーリングミュージックが微かに流れる空間でベッドの上に寝かされて「それでは足の筋肉をほぐしていきますね」とクリームで僕の足に直接エミが触れる。そうして上半身に移動し彼女の細い指が僕の腹や胸を流木が岩の狭間をしなやかにすり抜けていくように移動すると僕の股間が微かに震えたのを今でも覚えている。ああ、僕はこうして大枚をはたかないとエミに触れてすらもらえないがイギリスの彼氏やその常連の歯医者は無料で彼女と肌を重ね合わせ互いの大事な所を愛撫しあったりしているのだと思うと胸が締め付けられる思いで、筋肉が解れるどころかどんどん僕の心と同じように凝り固まるばかりだった。

 

でも僕はこの時がいつか来るのではとずっと待っていた。付き合っていなくてもセックスはできる、僕とエミはイギリスで出会ってから不思議な縁でずっとつながっていることを思うと最終的にこうなることは必然であり最高のカタルシスである。僕は彼女とのランチの約束を快諾し、今度の日曜日に会おうという話になった。どうもその日はエミは午前中に映画を見にいく予定でそれが終わったら渋谷で会おうということになった。渋谷、僕がよく出会い系アプリで出会った女とよくいった町だ、ちょっと奥の路地に向かえばラブホテルが乱立しているから非常に攻めやすいエリアである。今でもラブホの場所は頭にインプットされているから何気なくそっちの方でランチを食らって昼から少し酒でも入れてやる、横並びの席を選んであえて近い距離を陣取りさりげなく肘が触れたり冗談でポンと肩を叩いたりしてスキンシップを嗜む。頼んでもいないのにエミは旦那が相手してくれない女として見てくれないとか愚痴を始めるはずだ、そして僕が「そんなことはないよ、エミは今でも魅力的だよ」と目を見ていってやればエミは瞳を潤ませながらそのまま接吻をしてくるだろう。40歳という年齢と飲酒からくる多少の口臭は我慢だ。そしてそのあとはスマートにドンキホーテ裏の通りへと誘導していき僕が昔よく利用していたあのラブホに連れて行けば僕の10年間抱き続けた大願がやっと叶う。

 

エミはせっかくのイギリス繋がりだからどこかイギリスパブみたいな所がいいとリクエストしてきた。渋谷にそれっぽい店があったのでテーブルを予約した。計画は完璧だ、あとは日曜日が来るのを待つのみ。僕はいい機会だから彼女にいろんなことを聞いてやろうと思った。前のブログに書いたが彼女はイギリスの彼氏にぞっこんの癖に歯医者に鞍替えしたりととにかくその時その時で言動が変わる。僕はあらかじめ下記のように質問リストを作っておいた。

・当時40後半だったイギリスの彼氏はどうなったの?

・そのイギリスの彼氏と結婚するんじゃなかったの?

・そのイギリスの彼は自分のことを本当にわかっていて裸の自分を知っているんじゃなかったの?

・イギリスの彼以外ありえないとか言ってなかったっけ?

・自分はもう日本人男性と付き合えない日本の男って奥手だしエスコートしてくれないしそれに比べてイギリスの彼はとか言ってなかったけ?

・イギリスの彼は40過ぎても会社には属していない自営業の大工みたいな仕事をしてお金があるわけじゃないけど彼は縛られない生き方をする本物のフリースピリットなのよ、私はそこに惚れたわとか言ってなかったけ?

・もっと遡るとイギリス語学学校在籍当初に当時20歳の違法パスポートで滞在している中国人と付き合ってなかったっけ?

 

と、こんな感じで最後のやつは蛇足だがとにかくあれだけイギリス彼以外ありえないとか、40過ぎてフリーターやっている彼を「本物のフリースピリット」とか言っちゃうくらいぞっこんだった男を振って今の歯医者に鞍替えした経緯について聞きたい。僕にはそれを聞く資格が十分あるなぜなら10年前にエミは会うたび会うたびにこのイギリス彼氏の話を散々聞かされていたからその顛末を全部聞くだけの権利が僕にはあるはずだ。特に先の「フリースピリット」の件は赤面必至だろう「私そんなこと言ってたんだ、恥ずかしー!」というリアクションが目に見える。

 

こうして久しぶりのときめきを感じ日曜日を心待ちにしている僕にまたしてもエミからLineがきた、あと三日もすれば会えるというのにエミはなんだか長文でLineをよこしてきたのだ。

そのメッセージの内容というのが下記の通りである。

 

「そういえば今度の日曜日に私が見る映画なんだけど、非公開のとても神聖な映画なんだ。

 

ヒマラヤで壮絶な修行をし、清め抜いて悟りを開き、人類の救済の為に今下界に降りてきたXXXXさんという人でね。大聖者様なの。

 

世界で二人しか下界には降りてきていないうちの一人でね。

癒しの波動が素晴らしいの(ハート)

 

その方のインドで撮影された特別な映画なんだ♪

広大な大自然と申請なヒマラヤに旅する気持ちでよかったら一緒に見れたら嬉しいなと。

朝から気持ちよくスタートしたくて(笑顔マーク)

 

久しぶりの再会にお互い清まってからパブもいいな!って思ったけど興味あったらぜひ。

次回の公開は未定と聞いてまーす。」

 

続く