Blue Valentine
どーも、オハラです。
私は昨夜、ウィリーさんのおすすめで映画を鑑賞した。
それが「Blue Valentine」という映画。
この映画は特に何か大事件が起こったり、殺人が起きたり、ド派手なアクションが起こったりということは一切ない。
ただ1つ言えるのはあまりにリアルな描写とストーリーが特徴だ。
リアルというのは題材が非現実ではなく、とある夫婦のうまくいかない結婚生活を描いたストーリーだ。こういう生活がうまくいかない、家庭が問題を抱えている系の暗い映画はヨーロッパの方でよくあるジャンルだが、アメリカ映画でも陰ながら多く輩出されているようだ。
以下、ネタバレがあるのでまだ見てない人は読まないでほしい。
映画は一見幸せそうなアメリカのちょっと貧しい感じの家庭の風景から始まる。子供とふざける旦那、そして仕事までぎりぎり眠っている妻をからかいながら起こしに行く。
場面が進むと、飼っていた犬が逃げてしまい、それが路上で死んでいるところを発見した妻は泣き崩れる。そのことを旦那に告げると「だから檻のカギを閉めろといっただろ」と冷ややかに責める。ここらへんから夫婦仲があまりうまくいっていないということをにおわせ始める。
それと同時並行で旦那と妻の過去の話が所々に挿入されるようになる。若いころ引っ越しの仕事をしていた旦那そして大学で医療を学んでいる若き日の妻、二人はまだ出会ってはおらず、若き妻には大学に彼氏がいた…
このようにラブラブだったころのなれ初めと現在の冷めきった夫婦間を照らし合わせながら物語は進んでいく。この対比がとても残酷に思えるが何とも切ない。誰だって最初、付き合い初めは互いに永遠の愛を信じ、二人は一緒に暮らして永遠に歳をとらないで生きられると思いこむ。
良い時間はずっと続くことがないのだ。それをなんだか再確認させてくれたような映画でした。
最後の終わり方は映画史に残る息もできないくらいの美しい演出だった。二人の若くて最高に愛し合い、楽しかったあの頃や結婚式での花嫁姿などがこれでもかというほど美しく写真に収められていて、グリズリーベアの壮大な曲と共に切ない花火があがる。
と、どのレビューでもこのエンディング部分が一番いいと書いてあるが、私個人的にはこの後の黒い画面に白い文字でスクロールされるスタッフロールの場面が一番印象に残っている。というよりこの部分は涙がこらえきれなかった。この何気ないスタッフロールのバックに二人が出会って一番最初に歌を歌ってダンスをするシーンの音声が流れるのである。劇の中盤くらいに二人が若いころに出会って旦那が自前のウクレレでわざとらしいくらいの美声で歌を披露する、「さあ、踊って」と若き妻に全然曲に合わない適当なタップダンスをふざけながら踊らせる。若き妻は終始きゃっきゃ笑いながら「歌上手ね」と言い、旦那はもっと得意げになって美声を披露する。
この中盤のシーンの音声だけが何の編集もないままそっくりそのままスタッフロールのバックに流れるのである。もうこれで映画がおしまいだというのに、あれだけ対照的に冷めた現実と昔の盛り上がってる時期を残酷に対比させた後で二人が一番楽しかった時間を切り取って最後にもう一度流す。
この演出に私は涙がこらえきれなかった。別れを経験したことがあるなら、誰だってこのシーンで涙が出てしまうと思う。出会い初めの燃え上がっている時期、この先二人が冷めて別れてしまう現実なんて微塵も思わなかった。
みなさんもぜひ、一人で見てください。恋人とは見ないほうが良いです。
私は昨夜、ウィリーさんのおすすめで映画を鑑賞した。
それが「Blue Valentine」という映画。
この映画は特に何か大事件が起こったり、殺人が起きたり、ド派手なアクションが起こったりということは一切ない。
ただ1つ言えるのはあまりにリアルな描写とストーリーが特徴だ。
リアルというのは題材が非現実ではなく、とある夫婦のうまくいかない結婚生活を描いたストーリーだ。こういう生活がうまくいかない、家庭が問題を抱えている系の暗い映画はヨーロッパの方でよくあるジャンルだが、アメリカ映画でも陰ながら多く輩出されているようだ。
以下、ネタバレがあるのでまだ見てない人は読まないでほしい。
映画は一見幸せそうなアメリカのちょっと貧しい感じの家庭の風景から始まる。子供とふざける旦那、そして仕事までぎりぎり眠っている妻をからかいながら起こしに行く。
場面が進むと、飼っていた犬が逃げてしまい、それが路上で死んでいるところを発見した妻は泣き崩れる。そのことを旦那に告げると「だから檻のカギを閉めろといっただろ」と冷ややかに責める。ここらへんから夫婦仲があまりうまくいっていないということをにおわせ始める。
それと同時並行で旦那と妻の過去の話が所々に挿入されるようになる。若いころ引っ越しの仕事をしていた旦那そして大学で医療を学んでいる若き日の妻、二人はまだ出会ってはおらず、若き妻には大学に彼氏がいた…
このようにラブラブだったころのなれ初めと現在の冷めきった夫婦間を照らし合わせながら物語は進んでいく。この対比がとても残酷に思えるが何とも切ない。誰だって最初、付き合い初めは互いに永遠の愛を信じ、二人は一緒に暮らして永遠に歳をとらないで生きられると思いこむ。
良い時間はずっと続くことがないのだ。それをなんだか再確認させてくれたような映画でした。
最後の終わり方は映画史に残る息もできないくらいの美しい演出だった。二人の若くて最高に愛し合い、楽しかったあの頃や結婚式での花嫁姿などがこれでもかというほど美しく写真に収められていて、グリズリーベアの壮大な曲と共に切ない花火があがる。
と、どのレビューでもこのエンディング部分が一番いいと書いてあるが、私個人的にはこの後の黒い画面に白い文字でスクロールされるスタッフロールの場面が一番印象に残っている。というよりこの部分は涙がこらえきれなかった。この何気ないスタッフロールのバックに二人が出会って一番最初に歌を歌ってダンスをするシーンの音声が流れるのである。劇の中盤くらいに二人が若いころに出会って旦那が自前のウクレレでわざとらしいくらいの美声で歌を披露する、「さあ、踊って」と若き妻に全然曲に合わない適当なタップダンスをふざけながら踊らせる。若き妻は終始きゃっきゃ笑いながら「歌上手ね」と言い、旦那はもっと得意げになって美声を披露する。
この中盤のシーンの音声だけが何の編集もないままそっくりそのままスタッフロールのバックに流れるのである。もうこれで映画がおしまいだというのに、あれだけ対照的に冷めた現実と昔の盛り上がってる時期を残酷に対比させた後で二人が一番楽しかった時間を切り取って最後にもう一度流す。
この演出に私は涙がこらえきれなかった。別れを経験したことがあるなら、誰だってこのシーンで涙が出てしまうと思う。出会い初めの燃え上がっている時期、この先二人が冷めて別れてしまう現実なんて微塵も思わなかった。
みなさんもぜひ、一人で見てください。恋人とは見ないほうが良いです。