知る人ぞ知る!伝説の漫画、池本幹雄の「COSMOS」!! | ラジオ!Yotsugi Busters!!

知る人ぞ知る!伝説の漫画、池本幹雄の「COSMOS」!!

こんにちは、オハラです。
僕は小さい頃に週間少年ジャンプをよく購読していました。

中学生くらいからはもう買わなくなったのですが、あれは僕が中学三年生くらいのときでしたかね。当時、漫画家になることを夢見ていた僕は秋葉原に買い物に行って筆ペンやらトーンやら漫画原稿用紙やらを買って、いざ家に帰ろうと思ったときに、ふと久しぶりに「ジャンプが読んでみたいな」と急に何かが頭に降ってきたような衝動にかられました。そして、路上で販売しているホームレスの人たちがかき集めた商品の中にその週のジャンプがあったので僕は100円で購入しました。

帰りの電車で読んでみると、僕は衝撃の出会いがありました。それはその号に載っていた49ページといういささか大容量の読み切りマンガで「Cosmos」というタイトルの作品でした。

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圧倒的な画力、クールでバイオレンスで主張性もちゃんとある話。何よりも主人公を含めた全員がカッコいい、そしてその世界観がものすごく僕の心を捉えて離さなかった。しかも99年の少年マンガ作品なのにピアスやタトゥーなどの少年漫画には不適切なデザインを積極的に取り入れている。主人公が鉄パイプなどを武器に使用するのだがその鉄パイプ一つにしてもチェーンなどの装飾が施されてて何もかもがかっこいいのだ。

簡単にストーリーを説明しておきましょう。

暴力、ドラッグ(少年誌なのでセックスは無し)が支配する混沌とした街、少年達はチームを組んで争い合い警察ですらお手上げの状態。その街で一番の実力を持つチームのリーダー、主人公の「バド・ワイザー」最高の賞金額を付けられるほどの悪だが、バドは無益な争いは好まない。そんなバドを将来警察官になって逮捕してやると正義に燃える幼い少年ホップ、彼は街の英雄でもある警察官アリに憧れていた。

アリは絵に書いたような正義に燃える中年警察官で「この街から暴力チームを一掃する」と宣言、しかしアリは裏では街を牛耳るドラッグディーラーとコネのある、密売や殺人に絡む筋金入りの悪だった。ホップ少年はたまたまそんなアリの悪事を働いている現場に遭遇するが、アリはなんとか誤魔化しホップに強くなれる薬と称してドラッグを手渡す。

喜ぶホップはそれを摂取しトリップ状態のままバドの元へ、バドは変わり果てたホップの姿を見て一目でドラッグをやったと見抜き「誰からもらった?」と尋ねると「アリがくれたんだ!強くなるクスリだって言ってたんだ、俺はアリの様に強くなるんだ!」とそれでもホップはアリを信じようとする。

怒りに燃えたバドは単身、アリに戦いを挑む。バドは自分がこの街を仕切ってるヒール(悪役)の立場だとすれば、アリはみんなのヒーローでなければならない「ヒーローはな、ガキに正体ばらしちゃ、しまいなんだよ!!」バドとアリの戦いが始まる。

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とこんな感じ。僕はこの作品にたまたま買ったジャンプで出会えたわけだけど、本当にラッキーだと思った。正直、他のどの作品よりこのCosmosというマンガは魅力的だった。今ではもうあのジャンプは捨ててしまったが、非常に後悔している、僕はてっきり読者人気もあったみたいだから単行本化される、もしくは連載になると勝手に確信していたのだ。

結果、この作品は10年以上経過したが書籍化されていない。非常に残念だ。これを読んでない人がいたらぜひ読んで欲しい。その為に、永久保存用に書籍化されるべきだ。僕と同じように思っている人はたくさんいるらしく、ネットでもこれを書籍化してほしいという声は多数上げられている。

僕はこの話しか知らないが、どうやらこの読み切りが載るよりさらに二年前に別の話が読み切りとして載っていたらしいのだ。そしてさらにそれ以前に別の雑誌で半年間ほどの連載をしていたそうな、しかもその時は毎週5ページずつというペースで合計119ページほどだという。その時の話が実質の始まりと言えるエピソードになってるらしい。

ああ、読みたい!ていうかそれら全部読むまで死ねない!この作品は本当に魅力的だったのだ。しかも読み切りという限定性がまたファンの心をつかんでしまってる。僕はこの作品が書籍化されるまでずっと宣伝をし続けるだろう。

オハラは池本幹雄センセイの「COSMOS」の復刻を心より願っています!!

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