入院中の母の状態は低空飛行で、私としては手術の内容に少し不満が残るのだけど、今さらそれは仕方かない。そして何度も悔やまれるのは、腹痛の時知人に車を出してもらうのでなく、救急車で搬送されていたら、、、
肝心の母といえば、創部自体はなんとか少しずつ回復しているのだけど、気力が著しく低下しているのが問題と先日の面会の時ナースに言われました。
少しずつだけど食事が始まるものの、三分がゆ数口、お吸い物数口で終わるらしい。
そして、リハビリは「今日はえらい」と言って断る日が多いとのことでした。
なんということ!!
母の枕元に「食事はあと一口食べてください」「リハビリは断らないで下さい」と短冊のように貼り付けました。
もうこのまま寝たきりだと悲観する母に、
リハビリさぼると寝たきりになるよ!
ご飯が食べれないとこの先どうなるか、胃にチューブを入れてそこから流し込むんだよ!!とおどす。
「そんなのいやだ」と母。
こどもか!
意欲が低下すると離床も遅れるし、認知症の発症も想定内。
入院前の母に少しでも戻れるように、なんとか生きる意欲を取り戻してほしい。
そんな私の気持ちを、ムスメにラインすると
仕事が休みの日、はるばるおばあちゃんのお見舞いに行ってくれた。
日本の絶景写真誌や花の風景の写真誌、洋菓子店のプリンなどお見舞いに持って行ってくれたそう。
お話をしたり、夕食のお世話もしてくれて、
「結構食べてるよ」「自分で立って歯磨きもできた。私に気を使っているのかもだけど」と、写メも届いた。
あらー!この前と全然違う。まるで別人。
嬉しくて泣けてきた。
孫の前で頑張る母と、
おばあちゃんに生きる力を思い出して欲しいと、ムスメが奮闘する姿を想像して。
孫のパワー、素晴らしい。
この2冊を選択したムスメ。
あなたのココロも絶景だよ。