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今回は米津玄師1stシングル「サンタマリア」に収録されている「百鬼夜行」の歌詞を紹介します！
百鬼夜行
作詞・作曲・編曲・歌：米津玄師
ちゃんちゃらおかしな出で立ちで
また酒呑み呷[あお]れど日は暮れず
つまらん顔して街を行[ゆ]く
ほらあれこれ言[ゆ]うては酔い散らす
いや どだいもどだいに面倒で
おかしな飲ん兵衛[べえ]だ
オンボロ錦の更紗[さらさ]模様
その洒落[しゃれ]たお顔には金魚の絵
腰やら股やら働かせ
またお手軽欲望貪[むさぼ]れば
今どこへも聞こえる声出した
「私[あたし] さみしいの」
呼ばれて飛び出てこの世に参上
皆様よろしくどうぞ
楽しくなったり哀[かな]しくなったり
忙[せわ]しのない日ばかりだ
帳[とばり]を上げろや昼行灯[ひるあんどん] ほら
ここらでおひとつどうだ
我らは現代の妖怪だ！
頓珍漢[とんちんかん]なことばかり
まだ信じている
狸の背中に火を灯せば ほう
あんあん ぱっぱらぱの行進
やってやれほら
バケツ叩いては声上げろや ほう
明るい夜[よ]の到来だ ようそろ
みなみな欲望詰め込んだ
そのペラペラ少女とニヤケ猿
お願い全てを投げ付けて
また一人で快楽部屋の隅
ほら頭と目ばっか肥えて行[い]き
青白い顔
雨降る夜には傘になり
その体で誰かと雨宿り
お歌を歌えば人を騙し
また誰彼構わず慰める
ほら盲信者増やして傘下に置いて
孤独で遊説[ゆうぜい]を
生まれて初めてこの世に登場
続きは表でどうぞ
嬉しくなったり怒り狂ったり
忙[せわ]しのない日ばかりだ
その手を下ろせや用心棒 ほら
ここらでおひとつどうだ
我らは現代の妖怪だ！
どんでんひっくり返し行[い]こうや
スチャラカほいさ
狐の頭に水被せば ほう
あんあん ぱっぱらぱの行進
やってやれほら
薬缶[やかん]鳴らしては声合わせや ほう
明るい夜[よ]の到来だ ようそろ
こんな具合になったのは
誰のお陰だろうか
こんな具合になったのは
ああいまさらどうでもええわ
こんな具合になったのは
誰のお陰だろうか
こんな具合になったのは
ああいまさらどうでもええわ
頓珍漢[とんちんかん]なことばかり
まだ信じている
狸の背中に火を灯せば ほう
あんあん ぱっぱらぱの行進
やってやれほら
バケツ叩いては声上げろや ほう
明るい夜[よ]の到来だ ようそろ
ちゃんちゃらおかしな世の中だ
その平和と愛をうたえども
心にあるのはそれではない
また僕らに自由はそれほどない
ほら 得意の炎で焼いてくれ
あなたの言[ゆ]う愛で
ご覧いただきありがとうございました！
次回は「笛吹けども踊らず」の歌詞を紹介します！