真理「……」

雪枝(複製.)「芽吹きました~。」

真理「!」

雪枝(複製.)「閻魔大王と かけまして、野蛮な大戦争のあと と解きます。」

真理「…」

雪枝(複製.)「どちらもサバクでしょう。」

真理「……なんなの。雪枝は そんなこと言わないわ。なんのUSBだったのよ。私 騙されたの?」

雪枝(複製.)「笑うか笑わないかは、あなた次第です。」

真理「何…。」

雪枝「…人は、役目を終えた時 死にます。何かの途中であろうと、成功のあとであろうと。」

真理「!…」

雪枝(複製.)「亡くなった人が蘇ると、既出の情報に即した言動を実行するだけの人になります。それでも、あなたは、あなたが想っている'雪枝'という人を蘇らせますか?」

真理「……ええ。どうしても会いたいのよ。」

雪枝(複製.)「…バカね…。なんで私なんかを。」

真理「!!」

 

その生きものは急激に成長してヒトの姿になった。全裸だ。

 

真理「(これは現実なの?)…」

雪枝(複製.)「ありがとう。ただいま。」

 

真理は涙で濡れた服を脱いだ。脱いでも濡れていた。

 

雪枝(複製.)「閻魔大王は、他の世界にいったわ。ここは砂漠じゃないし、裁かれないわ。」

真理「…黙って触れて。」