数日後。セヤカテ市警察部 特別対策本部。

刑事がシンドカッタの市長と電話で話している。

 

刑事①(仮名.)「……連絡先が保存されていない? なぜです。……当時 空飛ぶ狸を見たという元シンド市民が複数人いるんですよ。大きさが違う別の個体もいたと言う人もいます。彼らは いまシンドカッタにいないんですか。……では、'世界リセット実験'という本の著者 'ナグマ・イビーシャ'の行方はわかりませんか。……出版社,印刷所の誰も知らないと言っているんですよ。そんな事ありますか。……」

 

ナンデヤネン市。ツクゥルofモンゼ校長室。

ケンシェルがアマキと電話で話している。

 

ケンシェル「……ああ、三輪車の飾りのか。……合わへんかったんやろな。不運やな、そないな時にテレラエルに捕まったんか。………せやな。入口ばれたら えらい事なる。ええよ。仕事がんばりや。'スタジン'先生には私が言うとくわ。…うん。…」

 

キバリヤのカフェで毒を撒いた男はノカミ小手先工業で働いていたが、樹脂製の帯の束のラインが終了した際に次の勤務先が決って退社した。しかしすぐ解雇された。アマキは刑事に尾行されることを警戒して暫く登校せず工場の仕事などをして過すことになった。

 

セヤカテ市警察部 特別対策本部。

 

刑事①「(いま知りうる全ての関係者と話したが、誰も知らないと言うばかり。なんなんだ。音妙鈴芽はナンデヤネン市に転居したのち行方不明。アルティメット エンプレス ドームについての記録も残されていない。異常だ。徹底的に隠蔽されている。不審死した人も多い。闇…。)…」

刑事②(仮名.)「(内線 通話終了.)…署長から命令です。特別対策本部、解散です。」

刑事①②「……」

 

ナンデヤネン市。ノカミ小手先工業。

 

アマキ「(人は足りている。この機会にぼくのパワーアップを。)…」

 

アマキは、中庭での事件の際に背中に現われたジェット筒を、父が残した発明の記録をみて再現することにした。

 

アマキ「………あった。'ぶっとびタヌちゃん'。…名前…。」

 

アマキの父は発明品に かわいい名前を付けるのが好きだった。