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YOTORA

   ね え    ほ ら 早 く !


   キ ミ の 時 代 が そ こ で 待 っ て る よ

ひびの入ったビー玉の

 破裂する直前の不安感を

  胸一杯に感じ取り

 時にはうっかり

   ボロボロとこぼれる滴の欠片が

 朝日を受けてきらめく

.

ガラスの散らばる破片にも似た輝きを

空に放ち

 悲しみは壊れた滴から浮き上がる

.

舞い昇る悲しみは空を越え

 余りあるキラ星の輝きを

深く芯まで吸い込んで

   結晶となっては雪となる

.

風とともに空を舞い

 忘れかけたあの悲しみは

雪に優しく包まれ

   やがて涙の消えた足元へ

    舞い落ちる

.

胸に詰まったガラスの割れる

 不安感は

雪と共に癒されて

   雪解けと共に消えてゆく

.

やがて心は春を迎える