音楽と言えば、ポップスやクラシックが好きで、演歌というジャンルにそこまで大きな思い入れはないのだが、八代亜紀さんの「舟唄」は、いつ聞いても、自然と魂が揺さぶられ、涙が流れる。圧倒的な歌唱力と、心に突き刺さる切なさとが一気に胸に迫ってくるのだ。この歌唱は、本当に日本の宝だと思った。その宝が、73歳という余りにも早くに失われることが寂しい。今日はカラオケボックスに、この舟唄だけを歌いに行って、八代さんへの弔いとしたい。合掌。