デンスブレストの人、手を挙げて〜



あ、術側の利き腕だから挙がらないわ〜滝汗



じゃなくて、




は〜いパー



ワタクシ、そのものズバリでございます


それは2年前の2017年3月7日の事、いつもの年1で受けている社会保険の検診センターの受付で、私は追加の乳がん検査ではマンモではなくエコーをお願いしたのでした


なぜなら、もう長い事右の胸に違和感があり、異常なしの結果ではあっても石灰化の記述もあり、それまでずっとマンモしかしていなかったので、エコーを受けたかったからでした


丁度それよりも少し前に、元女子プロレスラーの北斗さんがデンスブレストのために毎年乳がん検診をしていたにも関わらず発見が遅くなった、と広くメディアでも伝えられていたから、私も心配になってその時はエコーをして欲しかったのです


で、受付でそう説明すると、その方はしばらく考えて



じゃあ、今年はマンモにして来年エコーにしたらどうですか?


と私に言いました


私も、それほど切羽詰まった状況とも思わず、


ここではあんまり率先してエコーしたくないんだな?程度の解釈で、マンモのみを受け、結果は異常なしの判定をもらったのでした



もしも、ここでエコーを受けていて腫瘍が見つかっていたら、もしかしたらその9ヶ月後にステージ3C告知を受けることはなかったのではないか?


やはり、そう考えて悔しい気持ちになります


だからと言って、もちろんその受付のお姉さんを恨んだりする気持ちはありません


全ては、私の健康管理の甘さであり、疾病に関する知識情報収集能力の低さだからです


でも、まぁそうそう知識豊富な人がどんだけ〜いるのか、と考えたら私は標準一般的市民なのではないでしょうかね



で、昨日のドラマ、ラジエーションハウスですよ!


乳がんを題材にした回だったせいもあり、この私のブログを読んで下さってる中には、ご覧になったり録画されたりしてる方が多いのではないか、と思います



あ、猫ブログとして来られてる方は、ごめんなさいよ


まだご覧になっていず、ネタバレ嫌いな方は、ここまでにしといた方がいいかもよ?







お楽しみは、後からの方がいいんにゃ〜!



















で、このドラマの主役、放射線技師の窪田正孝くん


検査に来た女性がデンスブレストである事、母親と祖母が乳がんで亡くなっていることから検査に固執して、マンモではわからなかった乳管がんを最終的にはMRIまでして発見する、と言う内容でした








いやいや、実際はそんなヒマな、いや、熱血漢な技師はそうはいないでしょうし、いても組織の中ではそこまでたんどくで行動できないでしょうなぁ


ドラマだからね



でも本質はそこではなく、メディアを通して取り上げて、こう言うケースがあると知らしめた事に意味がある、と思いました


私は自分で意識があったから、北斗さんのニュースを興味深く聞いたけど、若い人たちはほとんと知らないでしょう


だから、若い人が見るドラマで取り上げてもらって、デンスブレストの事を知る人が増え、検診を受ける人も増え、ああ色んなケースがあるから検査そのものに固執した方がいい時もあるんだな、と知ってもらえたらいいなぁ、と強く思いました


そして、このドラマの中では日本人女性のデンスブレストの割合は60%以上、と言っていたように思いますが、私の意識では3割程度でしたので、これはかなりショックでしたよ


乳がんを罹患する人は、今や11人に1人と言われているのに、半分以上の人が既にマンモだけでは発見できないと厚労省や医療機関に関わる人は知ってるのに、何故エコーも同時に勧めないのかが不思議


いや、同時に、と言うか一年おきに受診を勧める機関もちゃんとあるらしいけど、少なくとも東京都内の検診センターで毎年乳がんの検査を受けていた私にはそうではなかった


一つには、難易度の高い解析能力のある技師の数が少ないのかな、と私の経験や厚労省の議事録からちらっと感じました


私はもちろん医療従事者じゃないから、もしかしたらトンチンカンな事書いてるのかも知れませんけどね




病気のタラレバは、どんな時でも少ない方がいいに決まってる



毎度拙い文章のブログをお読みいただき、ありがとうございました