Part1から先にご覧ください
「Alpine」
アルピーヌは今週末も全セッションで最下位のパフォーマンスだった
予選では2台揃ってQ1敗退を喫し決勝ではピエール・ガスリーのマシンがフォーメーションラップからギヤボックスにトラブルが発生し1周目にピットインしリタイヤとなった
エステバン・オコンは決勝ではDRSトレイン状態から抜け出し13位フィニッシュとなったがまだまだポイントまでは遠そうだ
アルピーヌは遅いマシンの軽量化などが一刻も早く解決しなければいけない問題だ
「Williams」
ウィリアムズはストレート区間のセクター1でら速さを見せても2.3ではそのスピードを発揮できなかった
極端なマシンでありフリー走行でなローガン・サージェントが壁にマシン当てそのままガレージ内でそのセッションを過ごすことにもなった
ドライバーにとってはとても乗りやすいマシンとは言い難いウィリアムズのマシン今後のアップデートでのコンセプト修正に期待だ
「RB」
RBは予選では今週も速さを見せていた
角田裕毅が予選ではQ3進出の9番手となり決勝ではポイント獲得も確実かと思われたが、レースが始まるとハースのケビン・マグヌッセンを抜くのに手こずりその後は後続のマシンに抜かれた
一方ダニエル・リカルドは今週末波に乗れず予選ではQ2敗退、決勝16位と散々だった
また角田はレース後にレコノサンスラップ中のアンセーフリリースのペナルティにより5秒加算され順位を一つ落とす形となった
レース外でのこのようなミスは非常に馬鹿らしい
今後はタイヤをなるべく痛めないようにどうするかがレースペース向上の鍵となるだろう
「Sauber」
ザウバーもここ2戦予選、決勝共に低調だ
2台揃ってQ1敗退し決勝でも17、18位と後方に沈んだ
また周冠宇に関してはピットで前戦バルテリ・ボッタス同様ホイールナットのトラブルに見舞われタイムを落とした
何故か多発するピットトラブル、全体的ペースの遅さの改善は必須だ
「Haas」
ハースは今週末ストレート区間での速さを武器に好調しかと思いきや予選ではニコ・ヒュルケンベルグに燃料トラブルが発生し途中で車を止めた
ケビン・マグヌッセンは予選13番手となり決勝を迎えるとマグヌッセンはアレクサンダー・アルボンとの接触で10秒ペナルティ、角田裕毅へのコース外追い抜きでまた10秒ペナルティを受け合計20秒となった
マグヌッセンが後続を抑えている間にヒュルケンベルグはどんどん差を広げ見事にヒュルケンベルグはポイント圏内にとどまった
この行動は賛否を呼び小松代表のルールの穴をつく行為だがスポーツとしてはフェアではなく今後はコース外追い抜きの更なる厳罰が必要だろう
「次戦オーストラリアGPに向けて」
オーストラリアGPでは前年度3度の赤旗と大波乱のレースとなった
ストップ&ゴーのサーキットであり去年から増えたDRS区間からオーバーテイクの数は増えそうだ
またトラックエボリューションは大きなサーキットであり予選では早く出過ぎると良いタイムを残しても後方になる可能性がありチームの戦略が重要だ
2週間空くということで各チームアップデートの準備もしてくるであろうことからそこの変化にも注目したい