大きなトラブル無く、長丁場の8時間45分の配信を終えることができてホッとしております。
今回も私Yosukeが、ライブ配信オペレーターとして前人未到のケリーさんの歴史的なYouTubeライブ配信に皆さんと立ち会うことができて本当に光栄です。
配信総時間数はもちろんの事、同時視聴者数、スーパーチャット総額、共に最高記録樹立、おめでとうございます
何と言ってもケリーさんにはやり抜く力、やり切る力に日本中、世界中が感動したことでしょう。横で時々ブルッとしてました…
言葉が出ないほど本当に超絶でした。改めてケリーさん、本当にお疲れ様でした
今年は3月末の鹿児島と、そして6月のBLIND FAITHの2度バンドでのライブ配信やパソコン機材や回線トラブルはいずれもあったのでトラブルシューティングだけはなんとか回避しなければと思っていたのですが、無事最後まで安定した配信ができたことは本当に一安心。
イングヴェイというアーティスト、楽曲に対して最高の敬意を表して、今回はケリーさんがギターを弾くことに完全集中していただけたでしょう。
100曲演奏披露するって、本当に100曲聴く側にとっても実時間だけでもこれだけかかるわけです。
演奏する上において100の曲を覚え方、捉え方が根本的に異なるように思います。
通常のやり方だと、曲の構成・サイズ・コード進行・キメリフなど歌、ギター、ベース、ドラムなどの「バンド編成ありきの覚え方」なのが一般的です。
これはもう当然僕も然りですなんですが(笑)
繰り返し、という王道の練習方法である事は間違いがないのですが、ケリーさんはそもそもの最初の段階である「聴き方」にちょっとした違いがあると思います。
まさしく学校でいう”イヤートレーニング”で、先ほどの曲を覚える上で、「バンド編成」的な解釈ではなく、ケリーさんは「オーケストラ」的な感覚で捉えておられるので把握している音の重なり方の数や、それによって重なるハーモニーがちょっと違うと思います。
いずれ音を映像化したらこうなる!?みたいなのができちゃう時代が来るかもしれませんが・・・
僕はイヤトレ苦手なんで細かく詳しくお伝えできる能力はありませんが、ケリーさんは演奏者では無く作曲者、間違いなく指揮者側の観点からイングヴェイという楽曲を解析して、そこにある”隙間”を見つけるセンスが眩しすぎるくらい輝いて聴こえるです
KellySIMONZ's BLIND FAITHで近年3枚のアルバムをリリースさせていただきましたが、そこの部分が真似できないケリーさんが作る曲の技術であると思います。
僕も含めみなさんがケリーさんの楽曲に虜になってしまう部分じゃないかなと勝手に分析してみました(笑)。
ということで、また大規模なライブ配信の際にはスタッフとしてもしっかりと備えておきたいと思います