タイトルの通り、今のチーム BCC F.C. にたどり着くまでの
道のりを記していこうと思います

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この2ヶ月は決して楽な道のりではなく 
たくさんの苦しい思いややるせない思いもしてきました
毎日が先の見えない戦い
大好きなはずなサッカーも楽しくなくなり
何度も日本に帰ろうと思ったこともありました
でもそこで思いとどまれたのは 
やっぱりサッカーでした







僕が最初にTRIALを受けたチームは
現在 タイのトップリーグにいる
PATTAYA UNIDEDというチーム
僕は結局このチームに1ヶ月半もいました








今思えば TRIALとして この1ヶ月半という期間は普通ではなく
これだけの期間 キープされて 結局駄目だと言われたことで
どれだけの精神的なダメージを受けたかは 思い出したくもありません







TRIAL初日から練習試合や紅白戦ではゴールも取ったり しっかりとアピール出来
親しくしていたチームスタッフから大丈夫だと言われ続けていました











しかし 一向に書面でサインしてくれる様子はなく
このチームに参加した3週間後くらいからは
信じるということが出来なくなり
いつも精神的にも不安定な状態でサッカーをしていました










僕にはビザの問題や選手登録期間の問題で時間がない
無理なら無理で早く言われれば 別のチームに行けるし 
OKなら早く書面にサインをして欲しい





そんなこんなが続くと 当初の高いモチベーションはなくなっていき
サッカーも面白いと感じなくなっていました
不安で夜も寝れない日が続いたこともありました









不調で苦しいときも 調子が良かったときも 一人でした
周りには誰もいなく 頼れる人は側にいませんでした
正直 これがかなり辛かったっす











そんな状態で合宿で連れて行かれました
合宿は1週間でした
各チームの外国人枠はぞくぞくと埋まっていく中
可能性のないチームの合宿に1週間も連れて行かれるということは
時間の無駄であり 激しいトレーニング繰り返す合宿は 体力的な消耗も激しく 
個人的には 合宿前に駄目なら駄目と言われ 他のチームの練習に参加したい気持ちが強まっていました









しかし これでは駄目だって自分に言い聞かせ続け 合宿では気持ちを切り替え もう一度ここで
アピールしようと考えました そして 合宿が始まると もうやるしかないっていう気持ちになっていました 環境の変化も大きかったのかもしれません 










合宿中の練習や練習試合ではしっかりアピールも出来
最終的には大丈夫だという自信を取り戻していました










合宿から帰ってきた次の次の日 練習試合でした 
バスで4時間くらいのところ
それまではフル出場じゃないにしても半分以上は出ていました
しかし なぜかその試合は たったの15分
本当によく意味がわかりませんでした











そして試合後みんなでレストランで夕食を食べているときに
他の外人選手と試合のことなど話しているときでした











突然 監督に呼ばれ みんなの前で
『Tachi, Thanks for coming to Pattaya Unided.
You can go to other teams. I am sorry.』
『来てくれてありがとう。他のチームに行けるよ。すまん。』












僕はあまりに突然過ぎて 何を言われたのか よくわからず
呆然と監督の前に立っていました









するとだんだんと冷静になり
憎しみだけが込み上げてきました
そのまま監督の胸倉つかんで ぶん殴りそうな状態でした











僕は監督に
「Ok.I understand.Its too late...」
と一言いい。席に戻りました













帰りのバスの3時間くらいはあっという間でした
今までないくらいの絶望を味わっていました











サッカーをやめろということなのか
何のために必死に怪我を克服してタイに来たのか
・・・











とにかくずっと色々なことを考えました









そして気付いたことは











敗北から得れるものは何か











ここでの大きな敗北は必ず今後自分にとって大きな財産となる だから忘れようとはせずにしっかり考えなければならないこと 苦しいことはずっとは続かないということ 夢を追っかけるということはこういうことなんだと


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そして僕はその次の日 タイに来てから1ヶ月半住んでいたシラチャーという港町を離れ
バンコクに戻り再出発を計りました 
















続く