『ここの村のやつらは 東京に行っても 結局 帰って来たがる オレも大学卒業して
3年くらい働いたら この村に帰ってこようと思っていた』









この土曜日 日曜日に 群馬県の山奥の片品村というところに 横浜から車で4時間くらいかけて
行って来た 
っていうのも 大学の友達が ここの旅館で働いているからだ








約1年半ぶりの再会









彼はもともとここの村で生まれ育ち 大学のときに 東京に出てきた
そして大学を卒業し また帰っていった







会えたのは着いた初日の土曜日だけだったけど
温泉とかメシとか 一緒に行って 久々に色々話して
充実した時間を過ごせた









まぁ行く先々 みんな彼の知り合いだったり 同級生だったり
どんだけ みんなと知り合いなんだよって感じ
終いには最後に行った バーの店員とは 
『今月末の運動会 何出る??』『オレ リレーと1500メートル』・・・
とかいう会話 
オレからしたら 冗談にしか聞こえないけど
ほんとに村の運動会があるらしい









なんだか 
東京で大学行っていたときより ほんとにイキイキしていた
(実際 オーストラリアから帰って 大学の友達 高校の友達 何人かに会ったけど
イキイキしていたのは この彼 だけだった)












ほんとにそこの村には自然しかない
でも 自然がとにかく美しい 空の色も全く違うし 水も綺麗
そんな中で暮らしている人たちには 何か魅力があった











2日という短い時間だったけど
彼が言ったことの意味がなんとなく理解出来たような気がする








『ここの村のやつらは 東京に行っても 結局帰って来たがる オレも大学卒業して
3年くらい働いたら この村に帰ってこようと思っていた』











幸せとは何でしょう 何が幸せなのか
改めて考えさせられる 旅 となりました










舘洋介