2番DHで先発した大谷が、32号を放ち、松井秀喜が持つ日本人最多本塁打記録を更新した。
この驚異的なペースはあっぱれとしか言いようがない。
しかも、この頃、勝ちに結びつく価値ある一発が多い。
既にアメリカンリーグ西地区は、アストロズが頭一つ抜け出した感は否めないが、何とかこの勢いで首位争いにも絡んでほしいものだ。
この大記録達成には、同じエンゼルスのユニフォームを着た松井秀喜もコメントを寄せている。
「大リーグでは、私も長距離打者と呼ばれたことはありましたが、彼こそが真の長距離打者だと感じます。また、大谷選手は素晴らしいピッチャーです。大リーグの常識を変えた唯一無二の存在です。今後もファンの方々や少年たちの夢を背負い、シーズンを乗り切ってほしいと思います。私も一野球ファンとして、楽しみにしています」
なんて品格のある、賛辞なのだろう!
流石はワールドシリーズMVPだ。
一方で、残念なニュースも。
メッツのデグロームが、後半戦を考慮して、オールスターゲームを辞退するというのだ。
彼が、現在MLBのナンバー1投手であることに、異論を挟む人はいない。
わかっていても打てない、あのストレートをオールスターでも見たかったと思うのは僕だけじゃないだろう。
実に残念だ。