言われたら分かる、と
言われずとも気付く、には天と地ほどの差がある。
組織を任されている人、
部下を任されている人は
何かが起きた時に気が付いても、もう遅い。
何かが起きる前にそれを察知し、
現状を正確に把握した上で、
状況が好転する為の手を、矢継ぎ早に打って行くのが
管理者たるものの役目だ。
結果、何事もなく平穏無事に
狙った通りの目標/結果をクリアしていく。
簡単そうに見えるその裏には
「そもそも難しい局面に状況を追い込まない為の努力」があり、
それは全て、
先回りができているかどうか、にかかっている。
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「目に見えないモノを視なさい」
目で見えるモノは、皆に見えているから。
「耳で聞こえないモノを聴きなさい」
耳で聞こえるモノは、皆に聴きえているから。
何かを生み出す人は
皆に視えていないモノ、聴こえていないモノを
理解できる人だけ。
物事の「文脈、背景、摂理」に思考を巡らし
初めて、人とは違うモノが視え、聴こえてくる。
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小学校の頃、
何かの本で読んだこの一節が、
自分の性格に大きく影響している。
僕はそれ以来、「考え事」が癖になった。
とにかく暇さえあれば、いつも何かを考えてるし、
物事・事象にある背景を想像している。
自分が何かを買った時には
「なぜ俺は、これが欲しくなったんだろう?」
(きっかけは何だろう? 知らない間に何かに影響を受けたのかな?)
誰かが何かを発言した時は
「なぜこのタイミング、あの表現、あの表情、あの発言をしたんだろう?」
(どんな気持ち、文脈、心境の変化から出た言葉なのだろう?)
何かが起きた時には
「何がきっかけで、何の連鎖で、この流れが起きているのだろう?」
「この後には、どんな事が続いて、どんな自体が起きるのだろう?」
そんな感じで、いつも考え事をしている。
その思考から導き出した答えは
合っているかもしれないし、
間違っているかもしれない。
ただ、自分なりに思考を巡らせた結果
「なぜ、この事象が起きたのか?」
「なぜ、これが流行ったのか?」
「なぜ、あの人はあのような感情になったのか?」
という「自分なりの仮説/意見」ができる。
その自分なりの仮説を持てるか、
自分なりの意見を持てるかどうかが
いつまでも、指示を受けないと仕事ができない人、と
(もしくは、指示の範囲内でしか仕事ができない人)
自ら、現状を変え、
新しい価値を生み出していける人の
大きな分岐点なのではないか、と思う。
これからの時代、
やり方が決まっているマニュアル的な仕事、
いわゆる指示受け仕事は
どんどんテクノロジーや
海外労働者にその役目を奪われていくだろう。
そんな時、
絶対的な価値を発揮するのは
物事の背景を推測し、
自分なりの仮説と意見を持ち
仕事と向き合っていける人間だと思う。
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まぁ、でも
いつも考え事ばかりしていると
人の話を、上の空であまり聞いてなかったり
意識が散漫になるので
しょっちゅう忘れ物したり
携帯と間違えて、
TVのリモコンを会社に持ってきてしまったりするのですが。