僕のヒーロー | 西郷葉介オフィシャルブログ「雨のち路上」Powered by Ameba

僕のヒーロー

昨日は、Mr.Childrenがデビューしてから20周年だった。


らしい。




ミスチルは、僕が中学1年の時に、歌手を目指すキッカケになったバンド。




大好きで大好きで、毎日聴いて




カラオケ行ったら、ミスチルばっかり歌ってました。




「似てる」

って言われると嬉しくて。


いつかあんな風になりたい、そう夢を見て、音楽の道を選びました。



中学生の僕には、桜井和寿、という存在は神様みたいなもの。


メロディ、歌詞、メッセージ、すべてがキラキラして見えました。








いわゆる、ファンというやつです。











それから15年。



音楽と本気で向き合って、色々と変わったものがあります。






色々なアーティストを見て



色々な壁にぶちあたって、現場を見て



たくさんの恥をかいて



たくさん練習をして



何百回と、ステージに上がって



何百回、同じ曲を歌って



歌を知って



歌が分からなくなって



音楽について考えて考えて



色々な人に出会って、別れて。






そんなことをしている間に、気が付けば自分が変わっていました。







大好きなミスチルをテレビやライブで見ると、嬉しい。


それは何も変わっていないんだけど。


僕がやりたいものとは少し違う。




やっぱり、僕がやりたいことは僕にしかできない。


いつの間にか、そう思っている自分がいることに気づきました。





僕のヒーローは、少しずつ形を変えて、僕の中に存在しています。


日本の音楽界のトップを走っていた彼らは

15年経っても、日本の音楽界のトップを走り続けていました。


それは、なんだかとても誇らしい。





彼らを夢見た少年少女は、もう充分大人になって


それぞれの道を進んでいます。



ひと欠片の夢を掴むために、何万人の若者が人生をかける。


僕もその中の一人。




頑張ったって、誰が褒めてくれるでもない。


「信じれば夢は叶う」なんて無責任な大人の言葉。


信じたってポシャる夢はたくさんある。


そんなこと、自分が一番よく分かってる。





それでも信じる。


そこが僕らのスタートです。





日本や世界にいる、スターやヒーロー


彼らは、そんな事をいつも教えてくれる気がします。



人生をかけて勝ち残った人たちの言葉や行動には、力がありますね。





何年経っても、ミスチルは僕のヒーロー。


だから、ずっと輝いていてほしいな。



だけど、僕は僕にしかできない音楽を奏でたい。



いつか、タスキのように、夢が連鎖していけば良いな。





ミスチルがビートルズに憧れたように。


ビートルズが誰かに憧れたように。





僕もいつか誰かに影響させてやる!!


それで日本の音楽のDNAの一部になってやる!!




そんな事を思った、今日この頃です。





アツいだろ~このヤロ~!!笑