擦り傷から滲出液 | 夜すがらのブログ

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看護学生♂1年生(仮)の日々を綴っているブログです。
多分、日記感覚で書いていきます。

自転車でこけて、肘をすりむいてしまった・°・(ノД`)・°・

そして、傷口を見てみると血は出てないけれど、大量の透明の液体が!!!!

そう!!

これは、滲出液です。

滲出液とは、血管から漏れ出てきた、血液成分の一部です。
具体的にいうと、白血球等の免疫細胞やリンパ液や水やたんぱく質などの血漿成分なんです。

なので、傷を治すには滲出液を使うことが早く傷を治すのにいいことなんです。

なぜかというと、従来のガーゼを傷口にあてて定期的に消毒をすると、消毒をすることにより傷口の雑菌と体の細胞までも殺してしまい、その状態で、ガーゼを当てるので傷口を治そうとする浸出液をガーゼが吸い取ってしまい、傷の治りがおそくなり、さらに、かさぶたが出来て傷跡が残るからです。

それに対して、滲出液を有効に使うと傷の治りも早く傷跡もあまり残らないです。

これを利用した商品に、「キズパワーパッド」があります。

そして、僕は、傷パワーパッドに似た商品を使い治療してます。

しかし、滲出液の量が半端なく浸出液があふれてくるので上からガーゼをあてて漏れ出してきた浸出液を受け止めてます。

大したことないと思っていたのに、まさかこんな状態になるとは思いもしませんでした。